【アナライズ】ストラヴィンスキー 春の祭典(Igor Fyodorovitch Stravinsky – Rite of Spring)第6、7楽章

アナライズ

ストラヴィンスキー 春の祭典(Igor Fyodorovitch Stravinsky – Rite of Spring)第1第2第3第4第5楽章の続き。

今回は第6楽章 「Procession of the Oldest and Wisest one(長老の行進)」と、第7楽章 「The Kiss of the Earth(長老の大地への口づけ)」。

この動画を元にアナライズをしていきます

第6楽章 「Procession of the Oldest and Wisest one」

4:41〜 原始的なリズム。低音の動きが密集してる。和音の内容があまりにもわけがわからないので説明できない。でもこの効果は好き。ここのテューバの使い方は珍しい。単独で旋律を吹いてる。

春の祭典6楽章1

4:58〜 ギロ(Une rape Guero)が4/4に3連符かと思いきや6/4に4連符で入ってくるのがクソかっこいい。ポリリズム、ポリコード。

1楽章の「音のタペストリー」と似た効果。和音の機能が感じられず、一つ一つの音が折り重なってる状態。和音は4、5度で重ねられてる。

春の祭典6楽章2

第7楽章「The Kiss of the Earth」

5:20〜かなり遅くなる。ファゴット、ティンパニ、高い音のコンバス。B♭m9#11。

5:36〜ベース音はC、その上にハーモニクスで無調っぽい和音。ベースの倍音も混ざって複雑な音になる。

短い・・・

 

時間がかかってしまった。色々な調を感じる旋律が多く、楽器の重ね方はそこまで複雑じゃありませんでした。うん。

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このスコアで見てます。

イーゴリ・ストラヴィンスキー – Wikipedia

春の祭典 – Wikipedia