ストラヴィンスキー 春の祭典(Igor Fyodorovitch Stravinsky – Rite of Spring)第1、第2、第3楽章の続き。
今回は第4楽章 「Spring Rounds(春の輪舞)」
この動画を元にアナライズをしていきます。
1つめ
2つめ
4 Spring Rounds
かなり遅いテンポ「tranquillo」(穏やかに)
8:27〜 低音の5度で力強く始まる。5度を3つ詰んだ和音に別の5度の和音の動きが入ってきて面白い。荘厳な雰囲気。
ここから2つめの動画
0:05〜 5度詰みの和音の上に木管での別の和音を載せてる。美しい。オーボエがトップでメロディはオクターブで重複。
0:26〜 ホルンがいい感じ。最初と元のスケッチは同じなのに楽器の配置を換えて和音のバランスを変えるだけでバリエーションができる。メモ。
0:49〜 ピッコロで別のメロディが入ってくる。巧みだ。
1:28〜 盛り上がる。
1:44〜 打ち込んでみた。和音が強烈すぎて意味がわからない。間違っているのかそうでないのかすらわからないw5度詰みの和音を低音で順次平行移動させつつ、F♯、G、A♭が同時に鳴る和音。リズムは変拍子だけど奏法や構造などは単純。
2:11〜ピッコロ。転調もしてる。
2:12〜弦のダブルストップからのトレモロ。ここの木管の重ね方が面白い。最初と最後の音はヴァイオリンと同じ、トップの音はヴァイオリンのオクターブ上で、木管が倍の動きをしてる。トッティでのアクセントも入る。
2:19〜 ここにティンパニが入ってないのが奇異な感じがする。
2:29〜 第3楽章の最後の繰り返し。
第4楽章わりと穏やかで、和音以外では特筆する所がなかったです。
ではまた。
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このスコアで見てます。