ストラヴィンスキー 春の祭典(Igor Fyodorovitch Stravinsky – Rite of Spring)第1、第2、第3、第4、第5、第6、7、第8、第9、第10、第11、第12、13楽章の続き。
今回は最終となる第14楽章 「Sacrificial Dance(生贄の踊り)」
この動画を元にアナライズをしていきます
4:15〜はじめの方からもう頭おかしいwなんやねんこの和音。リズムも毎小節のように拍が変わる。
4:41〜Gから5度を4つ詰んだ和音。弦にホルン、コントラファゴット、ファゴットを重ねて。
半音階のモチーフが色々な楽器と音域で演奏される。
5:37〜カオス。面白い響き。低域は上行、高域は下降。木管は上下して彩ってる。5連のアクセント。
5:55ピッコロ2つによる継ぎ目がないフレーズ。ヴァイオリンとユニゾン。クラリネットも。
伴奏はホルンとオーボエと弦。
6:03〜冒頭の感じに戻る。
6:30〜ここから倍のテンポ?「♪=♩=126」という表記。ピッコロティンパニ、ティンパニ2台、グランカッサとタムタムのコンビネーション。リズム合わせるの大変だろこれ・・・・
コンバスはこれからずっと駆け上がりのフレーズ。多分これ終わったら手が死ぬ。
試しにエレキベースでやってみたら速すぎて弾けなかった・・・野性的なアプローチ。
6:34〜ティンパニに合わせた4台のホルンの刻み。
6:40〜残りの4台がフレーズ。色々な楽器が折り重なってくる。
6:51〜ちょっと雰囲気変わる。
7:03〜冒頭の感じ。と思ったらまたドコドコはじまる。ちょっと音のタペストリー的なアプローチ。様々なフレーズが折り重なる。
7:32〜冒頭の感じを移調した感じの。重い。とにかく変拍子。
8:21〜この終わり方のかっこよさ。たまりません。和声機能が曖昧な音で非常にグロテスク。常識を打ち破る。
うおおおやっと終わった・・・・・14章もあると長い・・・
応用していけるといいんですけど、特に駆け上がりは打ち込みだとプアなサウンドになりがちなので、工夫していきたい。
あとは特殊奏法を使うと面白い音になるので、音源に入ってるものは積極的に使っていこう。