その1、その2、その3、その4に続きラヴェルの高雅で感傷的なワルツ(Joseph-Maurice Ravel Valses nobles et sentimentales)
では、この動画を元に分析します。
5 Presque lent
06:53〜 クラリネットのソロ。イケメンすぎる。不安定な和音、B♭mM7-5/C。Aのクラリネットがバスーンより下に配置してあるのが面白い。
07:28〜 和音がマジキチ。特にヴィオラ。ヴァイオリンと半音のぶつかりから半音を交えながら下降していく。さらにハイポジションでsur a touche(指板の近くで弾く)。で独特の音色。
裏で動く木管もいい感じ。
08:03〜 Sourdinesの弦、オクターブ+3度のホルン。
6 Assez
変拍子を使って、動きのある楽章
08:07〜 いつものパターンの重ね方。1stVinで主線、2ndVinとヴィオラで和音、チェロでバスっていう。
08:19〜 弦でも不安定な音。ハーモニクス、トップに2度をぶつける感じ。
08:22〜 こういう和音クープランの墓でも使ってたなあ。ドミナントに5音音階な感じか。ちょっと演奏危うい。
08:28〜 盛り上がる。上の音を多めに重複。ホルン4本重ねた半音上昇の音も効いてる。
↓弦
08:35〜 1つのモチーフを色々アレンジしていくのが勉強になる。そして最後は繰り返し。
今日はここまで。短かったので2楽章やりました。慣れもあって早いです。あとは移調楽器が早く読めれば(吐血)コール・アングレとクラリネットとホルンのアンサンブルを読むのが辛すぎるし、半音違いなどがあるのであってるかどうかわからなくなっちゃうというね・・・・頑張ろう。
ほかの記事
スコアはここで入手しました
・Valses nobles et sentimentales (Ravel, Maurice) – IMSLP/ペトルッチ楽譜ライブラリー: パブリックドメインの無料楽譜
wiki