このビデオを元に分析していきます。
第5舞曲 Comodo
”非常に原始的な舞曲でどこに由来するとも言えない”ということ。
11:20〜 本当にRPGの原始時代に使われてそうなメロディ。pのトロンボーンがメロディと逆に動く。弱いから演奏しづらいと思うんだけどどうなんだろう。音域が高くないから大丈夫なのかな。
11:40〜 メロディの上に平行の4度インターバルの音を3つ詰む。弦のスライドも印象的。
終曲 Allegro
12:18〜 これFINAL FANTASY で絶対聴いたw4度を8つ重ねてる。単純だけど効果的。よく見る細かく弦が動いてる。
トロンボーンが1パートだけでもちゃんと聴こえる。しかも低い。
12:31〜 突然のffだけど音域が高いので強く聴こえない。
12:41〜 なんでここcol legnoにしたん・・・木管の装飾が印象的。
12:46〜 バルトークらしいマジキチ対位法。四重奏だとこういうの多い。1つ1つは単純なフレーズ。
13:14〜 弦、木管が主線、金管が合いの手を入れる。
13:33〜 オーボエ、クラリネット、ファゴットで6連の上下。
13:36 上の方の音域。割と不穏な和音で締める。
13:37〜 民族調。クラリネット似合う。
13:56〜 変拍子が続く。3/4、2/4、3/8、3/4、2/4で進行。ここの上行、下降のモチーフを使いながら進行。
14:13〜 2度インターバルで和声付けされたメロディが印象的。ハッとするような使い方。
14:18〜 Presto(急速に)。からのMolto tranquillo(非常に静かに)。ここの移り変わりの色彩をよく研究したい。と思ったけどそんなに複雑じゃなかった。
14:57〜 今までにない雰囲気。ヴィオラのソロ。ハープで伴奏。楽器を足しながら急速に盛り上がる。
15:44〜 変拍子。弦の動きが活発になる。楽器を出し入れして、ダイナミクスをつけながら最後へ。
16:16〜 案外あっけなくオーケストラヒット1発で終わる。
ページが厚かったので時間かかるかなと思ったんですが、構造などは単純で、既出のアプローチも多かったのでそんなに掛かりませんでした。
最終楽章はストラヴィンスキー「春の祭典」でも出てくるようなものも多かったです。参考にしてるってレベルじゃない。
パクリながら勉強するのが一番効果的なのかな(違
この舞踏組曲では3度和声以外のアプローチを学べたのが一番良かった。和声付けの幅が広がった。と思います。
あと、もうそろそろ自分のクラシック曲も世に出せそうです。ご期待ください。ではでは。
その1、その2はこちら
・【アナライズ】バルトーク 舞踏組曲 (Bartók Béla Tanz-suite Sz.77) その1