自作の防音室改造!【3.棚編】【DIY】

DIY

0.5畳の防音室を大改造していくシリーズ3回目。

前回まではこの2つをやりました。

■塗装編

■吸音材編

今回は棚を作っていきます。

設置前

設置前の課題点を見ていきます。

全体

ツギハギで色々追加しているので不恰好です。

形を統一させた棚にしたい。

正面

歌詞やiPadを置く譜面台

これは引き続きここらへんに置きたい。

カメラを置くための棚

カメラを変えたら大きさが足りず、別の板を貼り付けています。

小物入れ

100均のトレイを直接貼り付けています。フニャフニャしている。

パソコンとミラーしているモニター

これも棚に組み込みたい。

タッチ操作はしんどいので、キーボードとマウスを追加してパソコンの操作ができるようにしたい。

サイドテーブル上

プリアンプやミキサーが置いてあります。ここはわりとそのままでもいいかな。

サイドテーブル下

テーブルに足がついているので、マイクスタンドの足と干渉してしまい、マイキングにストレスを感じます。

壁に直接打ち付けて、足のない棚を作りたい。

棚の周辺

突っ張り棒と照明スタンドのジョイント。

洗濯バサミみたいなもので留めてある。

チューナーも変な位置にある

ここらへんも改善したい。

棚作りで買ったもの

棚にする木材も合わせて

合計 13,362円

一番上の棚を支えるL字の金具

重いカメラを置くのでごついものを選びました。

ディスプレイと干渉しないように斜めの支えが入ってないもの。

下のほうの棚を支える金具


大きな面積を支えるので、棚がたわまずに、強度が出そうな斜めの金具が入っているものにしました。

2本ずつ、3段ぶん。

紙ヤスリ

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セットのスタンダードなもの。

マウスとキーボード

キーボードは小さいスペースで済むようになるべく小型のもの。

余計なキーがなく、横幅も短いやつ。

マウスはトラックボールなので省スペースで操作できます。

USBハブ


マウスとキーボードとディスプレイをつなぐUSBハブ。

電池や電波の問題があるので、キーボードもマウスも有線です。

ディスプレイを置くためのスタンド

ディスプレイは垂直に立てる予定です。

思ったよりも重量感があっていい感じ(600g!)

設計図

初案

1枚の板から4枚の棚を作ります。

しかし、この寸法だとオーダーになって高い金額になってしまう…

規格のものだと安いものが見つかるので、規格の方に設計図を合わせることに。

修正案

というわけで350×1820mmに設計を合わせました。

奥行きが偶然、元々設計していたものとぴったり。

パイン材が届きました

■パイン集成材 ノーブランド | モノタロウ

こういう木材をはじめて買うし、車上渡しになっていたのでドキドキしました。

が、1つだけだったせいか、普通の宅配と同じように玄関まで届けてくれました。

梱包を開けたところ。

どうせ塗るので、あまりいい木材じゃなくても良かったけれど、塗るのがもったいないくらいきれい。

iPadで設計図を見ながら木材に線をひく

角度から長さを割り出し、ラックの棚を使ってまっすぐの線を引く。

小学生ぶりに二等辺三角形の計算をした気がする。

のこぎりで切っていきます

(めっちゃ疲れた)

同じ形の三つが切り出せました。

ここから角を切っていく

仮組

ギターをレコーディングする場合をシュミレーション。

一段目

カメラのシューティンググリップが足を踏み外しそう。

ここにガードをつけたい。

二段目

ディスプレイとキーボード

ちょうどいい!

3段目

小物入れ

4段目

プリアンプとミキサー

問題なさそう。

3段目の棚がギターに立てるときのマイクと干渉しているのが気になる。

棚を切ってきました。

マイク周りがすっきりしていい感じ。

自由度が広がって距離のコントロールがしやすくなりました。

ヤスリがけ

形が決まったところでヤスリをかけていきます

塗るし、そこまで丁寧にはかけません。

このくらい。

塗装

もちろんつや消し黒で塗っていきます。

きれいな木材だたので、ステイン系で色を塗ってもかっこよかったかなとは思いました。

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ペンキを乾かしてる間に、仮で止めていた棚の金具をしっかりと設置。裏の柱に沿って金具を付けました。

防音室内は色を塗り直す予定なんですけれども

ネジをつけたり抜いたりすると強度が弱くなりそうなので

金具を付けたまま壁を塗っていきます。見えない部分だから多少汚れてもいいし。

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ペンキが乾きました。いい感じに黒い。

色を塗ったものをつけてみました。

照明スタンドが棚と干渉するのが気になる

棚のこの部分はあまり使わないと思うので切ります

一度色を塗ってしまったので、手間ですが、

ここを切るか切らないかで空間の自由度が変わるので。

というわけで

完成!

棚と棚周辺が完成!

全部の機材を置いた状態です。

一段目

ここはカメラを置く場所。

基本的にはSONYのα7Cを置きます。

撮影もできますし、フルサイズミラーレスで防音室内からzoomもできるようになりました。

二段目

ディスプレイとキーボードとマウス。

快適にメインのPCの操作ができるスペース。

三段目

小物置き場。

殺風景なので、トレイか何かを追加しておきたい。

四段目

ミキサーとプリアンプ。

操作がしやすい位置になりました。

奥にはスイッチ。

換気扇や照明のon/off。

「RECする瞬間だけ換気扇を消す」ということがやりやすい。

暗くて見えないですが、後ろがゴチャゴチャしているので、あとでケーブルを切って短くしたい。

棚の下

電源コーナー

右にあるスイッチでブース内の電源を一括でon/offできます。

すこし棚からはみ出させて、上から見たときにスイッチの場所が分かりやすくしています。

音声と電源のケーブルがかなり近くなってしまったので、あとでノイズを聞きながら対策をしたい。

ケーブルはなるべく防音室の外側に引っ張り出して、内側でまとまらないようにしています。

棚周辺

チューナーを正面の高い位置に配置。

ライトの位置もちょうどいい場所に。


iPadや楽譜を置く譜面台。

ここはほぼ今までどおり。

ドリンクホルダーも引き続き設置。

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これは20年前に雑誌の懸賞で当たったaudio-technicaのタンブラー。

左側の壁はヘッドホン掛けを設置。

カメラの画角に入らないことがポイント

棚のパート 終了!!!!!!

次回は、いよいよ、この防音室大改造のメインの換気扇編です!

■【4.換気扇編】0.5畳の防音室の暑さ対策!「熱交換式換気扇」をやめて涼しく!【DIY】

動画