シールドケーブルのプラグ(フォーンプラグ)の音質の聴き比べをしてみました。
メーカーで音質は似ているので、型番は省略します。
ただ、シルバーと金メッキは音の傾向がけっこう違うので、わけて書きます。
SWITCHCRAFT(スイッチクラフト)
いつものやつですね。無難だけどガッツがある音。
NEUTRIK シルバー(ノイトリック・シルバー)
レンジが広く中低域が豊かに感じます。アコースティックな音に向く印象。あと作りやすくて壊れにくそう。
アコースティックギタープレーヤー松井祐貴くんや弟、興梠孝也も愛用してるようです。
NEUTRIK GOLD(ノイトリック・金メッキ)
低音が重厚で高音のきらびやかさが増します。管楽器、ボーカルに使うとよさげですね。
ちょっと前のインタビュー記事でゴウ・ホトダさんが「機材を繋ぐケーブルは全部このプラグで作る」っておっしゃってましたね。
G&H (ジーアンドエイチ)
SWITCHCRAFT系の音ですが、エッジ感や抜けはこっちの方があります。とりあえず自作派の人はSWITCHCRAFTからこっちに変えてみるとわかりやすいかな。
OYAIDE (オヤイデ)
これまたSWITCHCRAFT系の音ですが、カドが取れてレンジが広い丁寧な音がします。繊細、とはちょっと違うかな。僕が自作する時は大体このプラグを使用してます。
ZAOLLA GOLD(ザオラ・金メッキ)
低音が濃密で、高域がかなり暴れてる印象。メタル系の人には合いそう
この金メッキのものは販売終了してるみたいです。
おわりに
シールドを作るときには、ケーブルも同じメーカーのもので作ったほうが相性がいい感じがします。
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