YAMAHA『FS820』レビュー。軽やかなアコースティックギター。

楽器・ハードウエア

YAMAHAのアコースティックギター『FS820』を買いました。

カラーはもちろん、大好きなハロウィンにちなんだゾンビ色(※ターコイズ)です。

ということで、ざっくりレビューしていきます。

まとめ ★★★★★

・繊細な音色ながら音の伸びがある
・雑味がなくクリーン
・キレがいいのでカッティングも気持ちいい
・アンサンブルに入れるほうが向いてそう

こういうギターに感じました。

以前からアコースティックギター自体は持ってたんです。

それは製造されてから30年ぐらいのドレットノートのタイプだったんですよ。

でも、それがあまりにも野性味が強くて、綺麗なサウンド出したい時に全然合わなくて困ってたんです。

そこでFS820を買ったら綺麗なサウンドを出したい時にぴったりでした。

サウンド

線が細くて粗さがなくクリーンなサウンド。

線が細いんだけれども、音に伸びがあるので、安っぽい線の細さではないです。

また、どしっとした感じや、ふくよかな感じはあまりないです。

キラキラした綺麗な音なので、男性的か女性的かって言うと女性的なイメージ。

パワーが欲しいとか泥臭い音がほしいっていう場合はあまり合わないかなと思います。

全体的に腰高なので、弾き語りだったら低い声の方にはあまり合いにくいのかもしれないなと思います。ウィスパーボイスなど、繊細で高めの声のほうが合いそうです 。

アンサンブル向きかも

実際使ってみて感じたのは、サウンドの複雑さはあまりないので、1つのパートで聞かせるよりも、アンサンブルの中に入れた方が良いサウンドになりやすいなと。

ギターだけを重ねても野暮ったくならずによい雰囲気になります。

あとはサウンドのキレが良いのでカッティングが気持ちよく弾けます。

ネックもちょっと薄いんでエレキギター的な感覚でカッティングを弾くのもアリです。

曲を作ってみました。

爽やかでスカっとしたサウンドにできました。

左右にダブリングしたり、アルペジオやカッティングのフレーズを重ねたりしています。

スペックから


次にスペックからいろいろ見ていきます。

形はフォークタイプ。

軽やかで繊細な傾向といわれる形です。胴の長さや厚みもちょっと小ぶりですね。

表の素材はスプルースの単板。裏と側面はマホガニーになってます。

マホガニーってあたたかみがある音と形容されますけど、このギターだとあたたかみと言われる中域の豊かさははあまり感じないかな。

やっぱりヤマハはすごい

なぜヤマハのギターを買ったのか。

このギター、37,000円くらいでそこそこ安いんですけど、ヤマハのギターって一番安いものを買っても品質がめちゃくちゃ安定してるんですよね。ハズれがない。

あとヤマハのギターって僕が個人的にとても弾きやすい。

僕は頻繁にギターを弾くわけじゃないので、期間を空けて急に触ってもきちんと弾けるような楽器がいいんですよね。なので弾きやすさって重要なんです。

その点でもヤマハのものを選びました。

ヤマハの楽器についてはまた個別に動画にしようかなとも思ってます。

おわり

というわけでYAMAHA FS820のざっくりなレビューでした。

アコースティックギターって僕の音楽の方向的にあまり使わないんですけど、
綺麗で癖がない楽器なので、仕事での使い勝手がいいんですよね。

なので使えるものを一本持っておこうということで買いました。

やっぱりヤマハのギターはコスパ最高ですね。

ではまた 。

動画