音楽制作用DAW、StudioOneのMIDI周りを散々Disってきた僕ですが、Cubaseから乗り換えて本当によかったと思う機能を紹介します。
特にCubaseからの乗り換えを検討してる方は見て欲しいです。逆にCubase以外のDAWには普通についてる機能かもしれない。ドヤ顔で紹介しちゃって恥ずかしい気持ち。
1、音がいい
2、自由度がありすぎるフリーズ機能
3、統合されてスムーズな連携を見せるメロダインが好きです
4、インサートプラグイン、センドのコピペが楽
5、マスタリング時にミックスまで戻れる
6、曲の管理が楽
最初からいきなり機能じゃないけど気にしないでください。
1、音がいい
まあはっきり言って音がちょっといいだけでDAWを変えるまでの必要性があるかというとそこまでないんですけど、音がいいって言われると気になってしまうのが俺たち。そうだろ?
音がいいのはなぜかって、次世代オーディオ・エンジンに対応しない古いコードを使いまわすのではなく、まったく新しいモダン・コード・ベースで開発したから。
モダン・コードによる新世代64Bitオーディオ・エンジン Studio Oneは、極めてクリアで正確なサウンドを提供する最先端のオーディオ・エンジンを搭載しています。Studio One Professionalには、このオーディオ・エンジンの64Bit浮動小数点演算バージョンを搭載。32Bitプラグインが混在する場合、そのプラグインだけ64Bit浮動小数点演算から32Bit浮動小数点演算へ自動的に切り替えられます。つまり、常に最高のサウンド・クオリティと最速のスピードを活用できます。- MI7
なんか凄そう。
ちなみに、CubaseよりStudioOneのほうが「スッキリして整理された音」という印象です。Cubaseに戻ってミックスするとやりづらさを感じます。
2、自由度がありすぎるフリーズ機能
フリーズ機能ってありますよね。インストゥルメントトラックを一旦フリーズさせてパソコンの負担を減らすやつ。これってフリーズしたトラックは音量とパンしかいじれないんですよね。
StudioOneのフリーズ機能に該当する「オーディオトラックに変換」なら、ほぼ普通のオーディオトラックと同等に扱えます。さらに、エディットした後にMIDIに戻してもエディットが反映されるという神仕様。
MIDIをオーディオ化→複製→MIDIに戻した動画。
3、統合されてスムーズな連携を見せるメロダインが好きです
メロダインが統合されててすっごい使いやすいし、Cubaseのプラグインで使う時よりもオーディオからの分析が早い。
もちろん音もナチュラルだしね。下位バージョンなのでソロトラックしか扱えないんですが十分です。
そしてすぐMIDIに変換出来る。リズムトラックを読みこんでMIDIにするっていう使い方もできます。ドラム差し替えにも便利。
この動画はMIDIの表示位置ずれてますが…
インサートプラグイン、センドのコピペが楽
インサートプラグイン、センドをドラッグ&ドロップで他のトラックにコピー&ペーストできます。もちろん同じセッティングのまま。
ステレオ・モノ間だとうまくいかないので注意。これすっごい地味ですけどすっごい使います。
マスタリングの時にプロジェクトファイルごと読み込める
マスタリングがすごいマスタリングがすごいってちやほやされてるStudioOneですが、マスタリングがすごいです。
おおジーザス。もう2mixを書き出さなくてもいいのです。
曲のファイルをそのままマスタリングのプロジェクトに追加できます。そして逆にマスタリングのプロジェクトからミックスを編集できます。なんということでしょう。
2mixのマスターにリミッターをかけて書き出してしまったあの日や書き出し位置を間違えてしまったあの日やファイルフォーマットを間違えたあの日を思い出してください。
もうStudioOneを使わない理由はありません。
そもそもマスタリング専用のプロジェクトが用意されていて、トラック毎じゃなくてファイル毎にエフェクトをかけられたり、曲間決めたり曲情報入れるのも楽だったりDDPで書き出せちゃったり、マスタリングで出来て欲しい事は大体できます。
6、曲の管理が楽
Cubaseだと、曲を作るときに新たにフォルダを作って、保存するときにファイル場所を選んで、名前をつけて保存しますよね。
ファイルをを開く時にもフォルダから任意のファイルを探す、または履歴からプロジェクトを立ち上げると思うんですが、
StudioOneだとスタートページから新規作成するだけ。曲のフォルダも全部分けてくれるし、名前を変えたらフォルダの名前もリネームしてくれる。
そして、最近使ったプロジェクト、固定したプロジェクト、すべてのプロジェクトが見やすい。タスクが終わってないものだけ固定マーク付けておけばTodoにもなるという。
あとがき
さて、そろそろStudioOneが欲しくなりました?
プラグイン毎のCPU使用率が分かったり、MIDIコントローラーをプラグインにアサインするのが楽だったり、プラグインや音ネタを放り込んでいく感じも楽しかったりします。
ほかにも色々書いてるので、それも参考にしてもらえるといいかなと思います。では。
■Studio One 4 Crossgrade 日本語版 | Rock oN eStore
■Studio One 4 Artist 日本語版 | Rock oN eStore