Studio One 2.6 で追加されたプラグイン「Fat Channel」ですが、なかなかいい感じ。
ざっくりレビュー
・ローカット、ゲート、コンプレッサー、4バンドイコライザー、リミッターが1つになった多機能なチャンネルストリッププラグイン
・音はプレーンで色づけがない
・軽い
・MIX音源の下ごしらえに
・Studio One Freeでは使えない
この新プラグインは、StudioLive 32.4.2 AIミキサーのチャンネル・ストリップを完全バーチャル化したものです。すべてのFat ChannelプリセットをStudio OneとStudioLive AIの両方で使用できます。StudioLive AIミキサーから新規に追加されたプリセットは、Studio Oneが起動する度にNative Fat Channelプリセット・リストに自動追加されます。
StudioLive AIミキサーと互換性があり、繋げて色々出来るみたいですが、StudioLive AIミキサーを持っていなくても使用できます。
遠目からロゴマークがユニバーサルオーディオかと思った。紛らわしいすね(おこ
多機能
ローカット、ゲート、コンプレッサー、4バンドイコライザー、リミッターと、必要なエフェクトが一通り入ってます。
特にライブ用ミキサーのチャンネルストリップだけあって、ゲートのパラメーターが充実しております。エキスパンダーモードに出来たり、フィルターを入れられたり。
今までデフォでついてた「Channel Strip」より細かいパラメーターを弄れるので、こっちだと物足りないって人にはよさそう。
音
音はプレーンな音です。割と好きです。他のStudioOne付属エフェクトと似た傾向ですね。
軽い
Studio Oneでは各エフェクトのCPU使用率が出るのですが(最近知った)
この「Fat Channel」は0〜1%を彷徨う感じの使用率です。
ちなみにOxfordDynamicsは2%、L316は18〜20%。
複合エフェクトと考えると非常に軽いですね。うまく使ってCPUを節約したいものですな。
という感じで、MIXする時の下ごしらえに使うとよさそうなチャンネルストリッププラグインでしたー。
MIX関連がますます充実したStudio One、どうっすか!!!!!!!
リンク
■Studio One 4 Professional 日本語版 | Rock oN eStore