楽器演奏者は自分の録音環境を持っていると仕事の幅が増えます。
ギターやベース奏者はライン入力で手軽に録音できるので、録音環境を持っている人が多いのですが、オーケストラ系の楽器奏者は録音環境を持っている人が少ない気がしています。
その中でもソロ楽器は、楽曲に組み込む頻度が多く、差し替えたときに効果的なので需要が高い。
フルート、オーボエ、クラリネット、トランペット、サックス、バイオリンなどですね。
特に管楽器は音が大きいので、録音環境を整えるハードルが高く、ライバルが少ないと思います。
ぜひ録音をはじめてみることをおすすめします。単純に演奏の見直しにもつながりますしね。
最近は個人で持てる機材のレベルも上がってきていて、スタジオに近い音質で録音できるようにもなりました。
試しに、スキルのマッチングサービス「ココナラ」でザっと見てみたんですが、この中で楽器の録音をしている方はかなり少ない。
とりあえずここに参入するだけでも結構いけるんじゃないでしょうか。
機材
最初はとりあえず安いものを買ってみて、操作に慣れて不満が出てきたらよりよいものに買い替える、というやり方がよいと思います。
まずはPC。ソロ楽器ならそこまで性能が高くないものやノートPCでも大丈夫ですが、CPUがi5以上だと大体のソフトのシステム要件を満たせるので安心です。
PCではなくレコーダー的なものでもいいんですが、録音したものを編集もできるとスキルの付加価値が高いのでPCがおすすめ。
おすすめはPresonusのマイク、ソフト、インターフェイス、ヘッドフォンのセット。一式揃うし、何かあったときも問い合わせ間口が一か所なのがいいです。
加えて、マイクを固定するスタンド。角度などを調整できるブームスタンドがよいです。
おわりに
例として、バイオリンの松本一策(@issaku_m )さんと一緒に作った音源がこちらです。
宅録、スタジオ録音のお仕事をお願いできる演奏者は常に探しています。
録音環境がある方は、今回名前が出た楽器に関わらず「歌、演奏、作詞、作曲、その他を募集、応募できるグループ」に参加していただけると助かります。