Native Instruments 『KOMPLETE 9 ULTIMATE』全部レビュー
【シンセサイザー編】です。
シンセは若干苦手なのですが頑張ります。
ざっくり
・全体的に現代的な音でクオリティ高い
・MASSIVEはもはや必携
エッジが利いててレンジが広く現代的な音で、それでいて面白いコンセプト。
MASSIVEはダブステだけじゃなく他のジャンルにも使えるのでとりあえず持っておいていいシンセ。
個人的にはRAZORが気に入ったので使っていこうかなと。特にベル系が美しいです。他のシンセも持ち味があってそれぞれ好きです。
自分の気に入ったシンセを徹底的に弄り倒すのがいいんでしょうね。そうやってワブルベースも出てきたと思うので。
音質、使い勝手、単体の価格から総合的に判断したおすすめを☆1〜5で表示します。
・MONARK ★★★★☆
・MASSIVE ★★★★★
・RAZOR ★★★★★
・ABSYNTH 5 ★★★☆☆
・FM8 ★★★☆☆
・REAKTOR PRISM ★★★☆☆
・REAKTOR SPARK ★★☆☆☆
・SKANNER XT ★★★☆☆
・RETRO MACHINES MK2 ★☆☆☆☆
MONARK ★★★★☆
アナログモデリングシンセ。まず見た目が好き。Minimoogをモデリングしてるみたいですね。音も太い。
ベース、リードに使うのが王道でしょうけど、パーカッションやFXもいい感じ。
MASSIVE ★★★★★
有名になりすぎてしまった感あるシンセ。NIのページでも「現代のマスターピース」って書いてあって調子にのってます。
エッジの利いた音です。パラメータが複雑すぎて未だにプリセットでしか使えないんですが。
RAZOR ★★★★★
加算合成シンセサイザー。
ソリッドな音で高域がスッと伸びてて気持ちいい。波形表示がたのしい。
ABSYNTH 5 ★★★☆☆
セミモジュラー式シンセサイザー。
アンビエントやパッドに向いてるっぽい。複雑にうねうねしますね。
エディットの仕方が全然わかんないんですけど、プリセットが死ぬほどあるので、とりあえずそこから選ぶ感じでよさそう。
FM8 ★★★☆☆
FM音源。Easy Edit Pageで僕でも音作りしやすいです。エッジの利いたシンプルな音。
REAKTOR PRISM ★★★☆☆
物理的モデリング・シンセシスらしい。物理的な楽器っぽい響きを作れるっぽい。まあまあでしょうか。
FXとしても使えるんですが、そっちは結構遊べそう。
REAKTOR SPARK ★★☆☆☆
減法シンセサイザー。低音が入ってるプリセット多め。そこまで特別な感じはしないかなー
SKANNER XT ★★★☆☆
部分的にはサンプラーで、部分的にはシンセ。
MorphコントロールはFXを作る時に活躍しそうです。
FXだけじゃなくて、短いデュレーションのフレーズを鳴らしながら動かすと面白い効果になる事も発見したので使っていこう。
そんなに音の幅はないですね。基本的にはグジャグジャな音だし。
RETRO MACHINES MK2 ★☆☆☆☆
アナログシンセサイザーのサンプリング。
MinimoogとProphet-5を足した感じのデザインで、操作もわかりやすくていいんですけど、全部同じなのでレトロシンセ厨の方には喜ばれないかもしれない。
初心者には扱いやすいのかもしれないけど、現代において使い始めるには音が非力すぎるので、中途半端な立ち位置。
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