もっぴーさうんどさん(@moppysound)と DOVA-SYNDROMEの共同開発のKONTAKT用生ドラム音源『JP Extremely Ordinary Drums』(ジェーピー エクストリームリィ オーディナリー ドラム)をいただきました。
「Extremely Ordinary Drums=極めて平凡なドラム」をコンセプトにしたドラム音源をリリースしました。
打ち込み臭くならない、軽い、扱いが楽、の3つを目標にしました。https://t.co/8eGmQA0Urqhttps://t.co/3RGaihGJxG— もっぴーさうんど (@moppysound) 2017年8月28日
ざっくり
・インディーロック系のサウンド
・音色のバリエーションがほぼない
・AD2、BFD3、SD2.0、SSD4、GMマップのキー配列でも使える
・負荷が軽い(メモリー使用量50MB)
デモを作ってみました。
音 インディーロック系
音色は素っぽいので、生感は結構あります。
音色のバリエーションが少ないので、このドラムを使える場面は特定の曲調に限定されそう。
デモを作成するときも、ドラムの音色を軸にして曲のスピードや雰囲気を決定しました。
音色がルーズだったり、ニュアンスが揃ってなかったりして、演奏が粗めに聴こえるので、インディーロック系の曲調が一番合います。
・キック アタックが結構出ています。「点」で鳴っているような感じなので、うまく「面」のサウンドに加工してあげるとよさげです。
・スネア スコーンという金属のスネア。ルーズ過ぎず、タイト過ぎず、いいバランスのチューニングですね。リムショットは「カッ」っという音が出てなくてあまり使えない音。
・ハイハット 鋭く、高い帯域まで出てます。奏法どうしのニュアンスはあまり揃ってないです。
独自の音色として、両手同時打ちが収録されています。通常使われそうな音色も一通り揃っています。
ファイルフォーマットは48kHz/24bit。ベロシティレイヤーは最多5段階、4つのラウンドロビン。
機能
GUIはこんな感じ。この画面から個別にミュートして使用メモリを減らすことができます。
細かい設定画面。
ピッチの効きは良さげなので、積極的にいじっていくほうがいいかもしれません。
エフェクトもかけられます。ページ移動が少ないのがやさしい。
ただ、ボタンが小さく、on/offがわかりづらいかなーとは思います。
パラアウト機能はついていません。
その他
メモリ使用はマックスでも53MB程度。
Superior Drummer 3は1GB程度なので、約20分の1です。
低スペックのPCでの制作にはよさそうですね。
AD2、BFD3、SD2.0、SSD4、GMマップのキー配列に対応しているので、仮の音源として使ったり、差し替えたりということもできます。