今回は余ったグラスウールとクッションフロアを吸音柱として活用します。
「リスニングオーディオ攻略本」を見ていたところ、段ボールを丸めて、吸音柱にするというアイデアが掲載されていました。
ちょうど、音楽スタジオの床に敷いたフロアマットが余っていたのと、防音室の制作で余ったグラスウールが余っていたので、本を参考にして吸音柱を作っていこうと思います。

フロアマットは固いので簡単に自立するのがいい。この写真でも何もしてないのに立ってます。
グラスウールは産業廃棄物になっており、捨てるのが大変めんどくさいので、有効活用できるのもうれしい。
フロアマットの中はこんな感じで空洞があります。ここにグラスウールを詰めていきます。

ガムテープで貼っていく。

開かないようにビニール紐で巻く。上下。見栄え的にあとで上は切ります。

グラスウールを入れていきます。素手で触れるとチクチクするのでゴム手袋を着用。

ゴミ袋に入れていきます。45Lしか使わなかった。

ゴミ袋に詰めて棒状にして入れていきます。




2つ入れたらちょうど埋まりました。



できました。下が映ってないけど、ほぼ上と同じ。

これが裏になっていて、表側はフロアマットの柄しか見えないようになります。
吸音柱を置く前に和田貴史さんのモニター確認用リファレンス音源を聴く

角に吸音柱を置く

再度聴いて音の変化を確認

全く変化を感じませんでした…が体よく余った材料を保管できるので、このまま置いておきます。

■追記
2×4材を購入したときの梱包材が、いい感じの波のある段ボールだったので、上から巻きつけることにしました。

切って…

黒で塗る。凹になっている部分が塗りにくい。

片方をガムテープで貼り付ける

もう片方もガムテープで貼り付ける

巻きつけ完了

この上から黒のペンキを塗り足す

元の場所に設置

ツヤなしになったのでビジュアル的にも悪くない。
サウンドへの影響としては、ほんのちょっと初期反射感が減ったような気がします。
こういうふうに少しづつ色々な対策をしていくことで、最終的にいい感じのルームチューニングになっていくんだろうなと思います。
ではまた!