エレキベース
YAMAHA『BB735A MTBL』を購入しました。
このベースを買った理由は大きく2つです。
・音作りの幅の広さ
・YAMAHAの楽器が好き
音作りの幅の広さ
・5弦
・アクティブ/パッシブの切り替え
・PJタイプのピックアップ配置
まずは、この3つがあることで、音作りの幅が広いということ。
なぜ音作りの幅の広さが必要なのかというと。
僕は劇伴や、BGMや、ゲーム音楽を作るのですが、その際、色んなジャンルのベースサウンドが必要になるんですよね。
でも、エレキベース以外にも色々な楽器を持っているので、エレキベースの本数を多くしたくない。メンテナンスが大変だから。
なので、1本で音作りの幅があるものを選びました。
今まで使っていたFujigenのジャズベースだと、パッシブで4弦。そのまんま、ジャズベースの音しか出ないんですね。
落ち着いたサウンドなので、元気がある曲にあまり合わなかったり、5弦やアクティブ回路を使うようなモダンな曲が弾けなかったんです。
BB735ならパッシブで4弦のジャズベースっぽいサウンドも出せるし、
加えてプレシジョンベースのような音、5弦やアクティブなモダンなサウンドも出せると。
リアがジャズベース、フロントがプレシジョンベースのものとなっている、PJタイプのピックアップは、音色が中途半端という意見もあるんですけど、僕はどれかに特化するよりも、様々な曲で使える、というほうを重視したのでPJを選びました。
YAMAHAの楽器が好き
もう一つの理由は、YAMAHAの楽器が好き、ということです。
まず、YAMAHAの楽器って弾きやすいんですよね。なので、特にはじめて買うジャンルの楽器はなるべくYAMAHAにしてます。
実は以前、他のBBシリーズを弟に触らせてもらったんですが、手になじむ感じがしてとってもよかったんです。
その時からいつか買うものリストにいれてました。
実際、弾きやすく、5弦にすんなり移行できそうです。
あとデザインが好き。
ちょっと丸っぽいかわいらしさもあってシンプルなデザイン。
色はティールブルーっていう緑っぽいものがよかったんですけど、
その色はBBの400シリーズしかなくて、
400シリーズと700シリーズを比較すると、断然700シリーズのほうが音がよかった。アクティブだし。
サウンドのほうを重視して、この700シリーズのマットトランスルーセントブラックにしました。
こちらもゾンビっぽい色で悪くはないかなと思いますね。ツヤ消しなのもかっこいい。
サウンド
サウンドは、安定した、品がいいサウンドですね。
リア、フロントに振り切ると、ジャズベースやプレシジョンベースの音に…ならない!
品がよく、暴れた感じや、ブリブリ感がないです。ここらへんは5弦というのも関係してくるかもしれません。
ただ、オケに入れると不思議とヌケてくる。
今まで使っていたFujigenのジャズベースに比べて、BB735はサウンドの面積、レンジが広い感じがします。
パッと聴きはフジゲンのほうがフレーズが見えやすくてよさそうなんですが、オケに入れた時にはBB735のほうが存在感があります。
原音がしっかりしているので、積極的に音作りをしていく感じでいいかもしれない。
これだけ詰め込んでこのサウンドで約10万円。コストパフォーマンスが異常だと思います。
サウンドは動画のほうで鳴らしています。
ギャラリー
コントロール部。
余計なものがなくシンプル。パネルを外すとアクティブとパッシブ、どっちだったか忘れそうになる。
ピックアップはセレクターじゃなくてブレンド。
ブリッジ。YAMAHAのロゴ入り。
裏側。
弦を通す場所。45度がなんかすごいらしい。
電池を入れる場所。バッテリーの減りを教えてくれるランプ付き。親切。
電池の蓋を外したところ。蓋が外れるタイプなので、外れないでほしかった…
電池は充電式の9Vのものを使っていきます。
ヘッド。全体的に金属パーツがクロムメッキでかっこいい。
ロゴ。立体的。
作業部屋で。
そういえば、5弦は重い、という情報があったんですが、そこまで重さを感じません。重量はどこにも書いてない…
僕のように家で座って短時間弾くぶんには気にならない重さです。
おわりに
最近、DTMのベース音源も相当よくなってきたんですけど、やっぱり生で弾くと全然違うんですよね。
生のベースを入れると、曲が生き生きとするような感じがする。
ただただシンプルに8分音符のルートを弾くだけでもそう思う。
というわけで今後、エレキベースはこのYAMAHA BB735Aを軸にしていきたいと思います。