今回は赤川新一さん著の『赤川式 自宅スタジオ構築バイブル』の紹介。
1章 機材について
まずは自分の家にあるラジカセからスタートして、次に何を買えばいいのか・・・など、自宅の機材をどういう順番でグレードアップしていけばいいのかという事が書いてあります。
この視点から書いた本って他にないと思います。特に右も左もわからない人に読んで欲しいですね。
2004年の本ですが、この中で紹介されてるアンプやスピーカーってトレンドがすぐ変わらないんで、紹介されてる機材も古くは感じないです。
YAMAHA MS-10Mはさすがに廃れてきた感はありますけど…
2章 調整について
たぶんここがメイン。一気にマニアックになります。部屋の響き方の調整や、電源関係など。実はリスニング用の本、リスニングオーディオ攻略本と被ってる内容が多い。根本は一緒というわけですね。
3章 スタジオ構築の実例から学ぶ
ってまたもやマニアック。しかし勉強にはなります。
4章 色々な小ネタ
奇数分割設置法とか、ケーブル自作ガイドとかがおもしろい。資料編もかなり役立ちます。基本的なマイクの解説とか。インピーダンスの説明まで。
とにかくこれを読んでおけば宅録、いやスタジオについての音の事が一通りはわかる内容。
というわけでかなりオススメ。僕のバイブルです。