先日Windows MRヘッドセットを買いました。ブログも書きました。
■実質VR。Windows MRヘッドセット『Lenovo Explorer』レビュー
そうしたところ、なぜか田村つくねさん(@nk4649 )と海保けんたろーさん(@kentaro_kaiho )がうちでVR体験をすることになりました。
せっかくなので、VRについてがっつり説明するぞ!と思い僕の把握している範囲で資料を作成しましたので、共有します。
2018年3月の今、どのVRヘッドセット(HMD)を買うべきか
色々出てきていて、何を買えばいいか迷いますよね。なので、まずはどれを買うべきか。
PSVRが圧倒的コスパ良
次の買い時はHTC Vive Pro、Oculus Goの発売時
スペック上位順。ざっくり。
・HTC Vive Pro 一般未発売 価格 未発表 PC ?万円~
・HTC Vive 本体 9万円 PC 13万円~
・Samsung Odyssey(Win MR) 本体 6万円 PC 13万円~
・Oculus Rift 本体 5万円 PC 13万円~
・PSVR 本体 4万円 PS4 4万円
・Windows MR各機種 本体 4万円 PC 10万円
・Oculus Go 未発売 本体 2.5万円 本体のみ
・ゴーグル系 本体 2000円 スマホ2万円
・ハコスコ系 本体 1000円 スマホ2万円
値段がガバガバですが勘弁してください。PCは大体13万円~。GPU(グラフィックボード)が特に大事。
最高のスペックのものを買うのであれば、近日発売予定のHTC Vive Pro。
VRアトラクションの施設で使用されているのはだいたいHTC ViveかOculus Rift。
コスパで考えると、PSVRが圧倒的に最強。充分な体験ができ、周辺機器の互換性も気にしなくていい。そもそもPS4本体が安い。ただ、PCのものとはコンテンツがわりと違う。
Win MRもそこそこ安く、スペックもそこまで必要なく、MR 対応Windowsアプリもあるが、youtubeなど、現時点で対応していないコンテンツやwebサービスがある。
スマホやハコスコ系は没入感が全くないので、おまけくらいの感じ。おすすめしません。
次の買い時はOculus Goか、HTC Vive Proの発売時。
特に、$199と圧倒的に安価で質の高い体験ができ、スタンドアロン動作のOculus GoはVRのゲームチェンジャーになるとも言われている。僕もほしい。
おすすめソフト
プレイした中でのおすすめを紹介します。
僕はわりとハイエンドめな、酔いにくく、あまり暴力的ではないゲームを好むので、そっちに偏っているとは思う。
PSVRはPS4、PCはSteamというゲーム、ソフト販売のプラットフォームを使用してソフトを買います。
Win MRは、Win専用のアプリがあったりする。また、WebブラウザでVRモードにならないので、youtubeなどをSteamのソフトで見ることになる。
Moss | PSVR
主人公のネズミ「クイナ」と冒険するパズルアドベンチャー。1ステージごとに仕掛けがあってクリアしていくタイプのゲーム。
ミニチュアのようなステージの作りこみ、グラフィックを体験してほしい。
また、そこまでグロい描写がないこと、全く動かないので酔いにくかったりと、初心者にもおすすめ。
既存のゲームの延長でのVRの可能性を感じてほしい。
立体感 #PS4sharehttps://t.co/zJpkfCwQ7w pic.twitter.com/5UPCUuTuPV
— こおろぎ (@Kohrogi34) 2018年3月3日
Star Wars バトルフロントのVRミッション | PSVR
1のほう。FPSがメインのゲームで、おまけ的なモード。戦闘機に乗って、ミッションをクリアしていく。
宇宙空間にいる感じがすごい。グラフィックもきれい。
めちゃくちゃ酔いやすいので注意。
人喰いの大鷲トリコ VR Demo | PSVR
■人喰いの大鷲トリコ VR Demo
「人喰いの大鷲トリコ」のVR版。デモ版のみ。
トリコの重量感、巨大な感じがすごい。
ああ、熊に襲われる人ってこういう気持ちなんだなって思います。
V!勇者のくせになまいきだR™ | PSVR
Mossのようなディフォルメ系。単純なボードゲームなんだけど、存在感があるだけで普通のディスプレイとは違う体験になる。
特にムスメの、デフォルメされたキャラクターの存在感を感じてほしい。
動かないので酔わない。
ちょっと前までのVRは短時間で動いたり怖かったりで、ゲームというよりも体験、というものが多かったけれど、
ヘッドセットが軽量化したり、スペックが上がって目が疲れづらくなり、長時間のプレイが可能になってくるので、今後は長時間プレイする、落ち着いたものがトレンドになってきそう。
すでにスカイリムVR(PSVRのみ)は入り浸っている人がいるくらい評判がよい。
Tilt Brush | Steam
立体お絵かきソフト。
直感的に描けるのですき。イラストは全部これで描きたいくらい。
星などのエフェクトも面白い。
Batman™: Arkham VR | Steam
バットマンになって事件を解決していくゲーム。
短いが、グラフィックはなかなか。評価も安定して高い。
移動がないので酔わない。ちょいグロ注意。
アダルトVR DMMなど
Oculus GoとアダルトVRで、VRはかなり普及すると思っている。
やはり、近さや没入感、というのは平面のディスプレイだと絶対出せない要素。
ちなみに、アダルトVRのレビュー欄では、意識が高い紳士たちの熱いレビューを見ることができる。
アダルトまではいかなくとも、アイドルがキスしてくれる、みたいなものだけで十分価値が出ると思う。
家ではなかなかできないけど、触覚と連動するのもアツい。
■VR橋本環奈が『ぷっちょ』を「あ~ん」してくれるマシン
VRは必ず一度体験してほしい
平面のディスプレイで見ていると、VRの感覚が全く理解できない。
一度、なるべく質の高い体験をして感覚を身につけてほしい!
というか、VRを知っていても、実際にやってみないとおもしろいかどうかがわかりません。
ゲームを買うときに困ってます。
実際に体験してみないと面白いかどうかがわからない
さきほど書いたように、実際に体験してみないとゲーム、コンテンツが面白いかどうかわからない。
平面のディスプレイだとよくわからないので、評判を頼りに購入していくことになる。
なので、VRを体験したときは、感想を書くのが大事!助けて!
家と外だとコンテンツの種類が違う
家と外のVRでは、コンテンツの種類がまったく違う。
外の施設で体験するVRはアトラクション型がほとんど。大きな筐体を使ったり、体を動かすもの。
対して、家でやるVRは、細かいディティールを見たり、じっくり考えたり、継続してやるもの。なので、外で十分、というわけにはいかない。
何が言いたいのかというと、VRヘッドセットは一家に一台必要なのだ。
VRゲーム少なすぎ問題
特にハイエンドなものはほぼない。
今出ているもの全部買えるんじゃねえか、っていうくらい少ない。
増えてはきているので、今は新しいものを買ってレビューしていくのみ。
VRのほうが体をつかう
バーチャルなのにPCやゲーム機より体を使う!疲れる。
VRの未来は、双方向のコミュニケーションにあるかも
・部屋の中にファンを入れて生放送をするバーチャルyoutuberシロ
この部屋の中で動いたりアクションもできる。(現在たぶん技術的な問題により休止中)
VRでは、ライブを360°で一方的に見れる、というのでは物足りない。相手からのフィードバックがあることで、充分な体験になる。
バーチャルYoutuberであれば、直接会えたり、触れる可能性もある。自分のアバターがあることで、言及してもらいやすくなったり。
また、VR内で他の人と交流するソフト「VR Chat」が盛り上がっている。
僕はまだやっていませんが、アーリーアダプター的な人はよくいるイメージ。
感覚としてはマイクラに近いんじゃないかな。
入り浸りすぎて寝落ちしている人もいる。
「VRにキラーコンテンツはそもそも必要ない。 by ねこます」
将来はカウンセラーのような、VR上での職業も出てくると言われています。
おわりに
VRは興味があって始めたんですが、実はまだ僕自身、「これだ!」っていうコンテンツを見つけられてないんですよね。
旅はつづく!
今日は友人宅でVRゲーム体験パーティーしてきました。本当にヤバイねコレ!人喰い鷲のトリコの背中に乗ったし、飛行機的なマシンで宇宙を巡ったし、中空にお絵描きもした!内容的には割と普通っぽいアクションパズルゲームも、タワーディフェンスも、VRにするだけで全然違うゲームになる!没入感!
— 田村つくね@ワビサビータ! (@nk4649) 2018年3月7日
VRで割と内容的には普通っぽいゲームをやった時の「こんなに違うんだ!」という感動は、イヤホンで音楽聴くのとライブを体験するのくらい違う。そうそう。あれは体験だよ体験。実在感が本当に段違い。自分がゲームの世界に居るもんね。凄かねー!
— 田村つくね@ワビサビータ! (@nk4649) 2018年3月7日