真似をしてはいけない。作曲家の私がボーカルに使うプラグインと処理まとめ。

テクニック

今回は僕がやっているボーカルの処理を書いてみようと思いますが、

作曲メインの人間のやることなので、エンジニアさんに比べて極端かもしれないです。参考程度にとどめて真似をしないでください。

✔オーディオファイルをカットし、各ゲインを調整
✔『Melodyne』でピッチ、タイミングを修正する
✔『VocalRider』でダイナミクスをそろえる
✔一旦書き出す
✔『Neutron2』でEQ、コンプ等をかける
✔『Oxford SuprEsser』でディエッサーをかける
✔音量のオートメーションを書く

✔オーディオファイルをカットし、各ゲインを調整

まずは、波形の大きさが違うところや、歌が途切れるところを切ります。これは歌ってない部分のノイズをカットする目的もあります。

そして、クリップゲインで波形の大きさをだいたい揃える。

やりすぎると不自然になるので気をつけます。

こうやって音量を揃えておくことで、ダイナミクス系のエフェクトのかかり具合を均一にします。

✔『Melodyne』でピッチ、タイミングを修正する

ピッチ修正ソフトCelemonyの『Melodyne』(メロダイン)でピッチ、リズムを修正します。

StudioOneだとメロダインで処理している途中でも色々いじれるので、オーディオファイルを切る前に処理しておいてもいいですね。

✔『VocalRider』でダイナミクスをそろえる

自動で最適な音量調整をしてくれるWaves『VocalRider』をかけます。

リリースが遅いので、速い曲にはちょっと注意です。

エンジニアさんは同じ用途でWaves『MV2』をかける人のほうが多い気がします。

参考までに、ボーカルライダーのビフォーアフター。

・Before

・After

かなり揃いますが、聴こえ方はナチュラルです。

✔一旦書き出す

ここで一旦波形を書き出します。念のため元のファイルも残しておきます。

このとき、iZotope『De-Click』をかけたものも別に書き出しておく。リップノイズなどはこれで消せます。

問題があった場合はそこだけこちらのトラックに差し替えるようにします。

ここまでが下処理で、同じようにコーラスも処理します。

✔『Neutron2』でEQ、コンプ等をかける

複合エフェクトiZotope『Neutron2』を挿す。

アシスタント機能を使ってから微調整。しっくりこなかったときは他のプリセットを試します。

Vocal Riderもそうなんですが、積極的に自動化を入れるようにしています。エンジニアじゃないんでね。

追加でコーラスにはWaves『CLA Vocal』を使って空間系エフェクトをかける時もあります。

✔『Oxford SuprEsser』でディエッサーをかける

サ行が気になる場合はsonnox『Oxford SuprEsser』をかけます。

かける範囲や量がわかりやすい。

✔音量のオートメーションを書く

ここまで、ダイナミクスは1曲を通してほぼ均一にしたんですが、最後に楽曲の流れに合わせて手動でオートメーションを書きます。

なぜかこれをStudioOne付属の『Pro EQ』のマスターレベルでやるのが恒例になっています。

おわり

2017年現在、ポップな歌モノでのナチュラルなボーカルの処理はこうしています。

自動化などいれつつも、メインなだけあって、楽器トラックよりも念入りな処理になりますね。

ちなみに、きちんとエンジニアさんに聞いた記事はこちらです。こちらを真似しましょう。

プラグインからオートメーションまで!歌のミックス方法をプロのエンジニアさんに詳しく聞きました。

リンク

■Vocal Rider | Waves

■MV2 | Waves

■Melodyne | Celemony

■Neutron2 | iZotope

■De-Click(RX6 Elements) | iZotope

■CLA Vocals | Waves

■Oxford SuprEsser | sonnox