動画・音楽制作、ライブ配信にも使えるオートレベラー『Autoformer』レビュー

ゲーム、動画製作者向け

オートレベラープラグイン、United Plugins『Autoformer』を購入してみました。

評価★★★☆☆

・操作に慣れていない人でも使いやすい
・色々な環境で使える
・オートレベラー系の中では聴き心地がいい
・軽い
・ノイズゲートのかかり具合がやや不自然

オートレベラー+コンプレッサー+ゲートのプラグインエフェクトです。

このプラグインのよいところは、ゲインをいじるだけでいい感じに効いてくれる、ということですね。プラグインを使い慣れてない人にもおすすめしやすいです。

さらに色々な環境に使えます。

動作確認をしたところ、

・Studio One
・OBS
・Audio Input FX
・Premiere

で使用することができました。これほど色々なソフトで使用できるものはほとんどないです。

さらに、レイテンシー12ms。

なかなか小さい方だと思います。このくらいのレイテンシーだと、OBSでのリアルタイムでの使用も問題なさそう。

サウンド:ゲートが気になる

オートレベラー系は色々試してみたんですが、その中でもトップクラスに音楽的です。聴き心地のよいサウンド。

オートレベラー系は音楽制作にはあまり使えない印象なんですが、これは取り入れることができそうだなと感じました。特にエレキベースにはよさそう。

ノイズゲートのかかり具合が強いので、声に使用するときには注意したほうがよいです。

かかり具合のつまみ(Balancer)にノイズゲートが連動しているので、強くかけるとノイズゲートも強くかかってしまい、不自然なサウンドになります。

僕はこれが原因で声には使用しなくなりました。

効き具合比較

BALANCERの「Leveller」で効き具合を調節します。

上から0、25、50、75、100。

0

50

100

使い方

PREAMP

まず左上のPREAMPの「Gain」で入力レベルを適正にします。

ここが一番大事。

「Gain」のツマミを回して、

中央、左から二番目の「PO」というランプが平均して上から4番目くらいになるようにする。黄色の手前。

右側のMojoというツマミはコンソールのキャラクターですね。ブリティッシュかアメリカンかドイツか。

BALANCER

次に左下、BALANCERセクションの「Leveller」を調整。

ここでオートレベラーとノイズゲートの効き具合を変えます。

頭がつぶれてしまうことが多いので、低めから調節していくとよいかなと思います。

seerは先読み具合らしいですが、変化がよくわかりませんでした。

COMPRESSOR

ベースのトラックにLevellerを軽くかけておいて、コンプレッサーでさらに滑らかにしたりピークを叩くような使い方になると思います。

そこまでは使わない気がする。

OUT

デフォルトでは-10db程度になるようになってます。

音楽制作で単独トラックにかけるとき以外はいじらなくてよいと思います。

おわりに

色々なソフトで使えるのがほんとうによいです。

■Autoformer | United Plugins

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