CINESAMPLES VOXOS / EPIC VIRTUAL CHOIRを買いました。
任意の言葉を歌わせる事ができるクワイア音源って少ないんですよね。
まとめ
・マニュアルがいらないくらい操作が簡単
・一つの音符毎に言葉を当てはめられるわけではないので、20音節以上のループさせない言葉は歌わせる事が出来ない
・言語が特殊
・リズムがヨレる
・リバーブいらないくらいのアンビエント。クローズマイクでも多い。
・効果音も充実しすぎてこれがあれば他のクワイア音源いらないレベル。
とりあえずデモ
LegatoのBoys
中盤はレガートパッチのBoys以外、後半はスタッカートで適当な言葉を歌わせてます。
テノール、バスのみ。適当な言葉を歌わせてます。
こちらはエフェクト。最近よく聴く「アッー↑」ってやつ。
実は無力Pさんのこの曲かっけえなと思って買いました。VOXOSかはわかんないんですが。
全機能、パッチの解説
LEGATO SECTIONS
レガート。王道の「ウー」って感じのコーラス。
ソプラノ、アルト、テノール、バス、ボーイズを自由に組み合わせることが出来ます。
このパッチを立ち上げるだけで全部の音色を読み込んでしまうので、パート分けしたい時や特定のパートしか使わない時は、後述するIndividual Patchesから、任意のパートのみ読み込む事でメモリーやロード時間を節約しましょう。
和音のままレガートできます。すごい。ただし、和音中の1音だけ変化させる事は出来ません。設定でレガートしないようにしたり、別パッチに割り当てたりの工夫が必要ですね。
PHRASE BUILDER
目玉機能。言葉を歌わせる事が出来るパッチ。これのみスタッカートもあります。
ボーカロイドのように1音毎に言葉を当てはめていくんじゃなくて、並べた言葉をなぞるだけ。画像でわかるかなあ。20音以内の言語をループする感じです。
20音節以上の言葉を歌わせる時は、パッチを2つ以上立ち上げて繋ぐしかなさそうです。
これ何語なんだろう。フランス語か何か?(無知)ともかく、全部の音があるわけじゃないので、歌わせたい言葉がなかった場合は空耳で対応していく事になりそうです。
ランダムに音を配置する機能便利ですね。って適当に歌わせる事は想定されてるんですね。
その中で、リズムがズレる音があります。タイミングを修正するか、言葉自体を変えて対応したい所。
レガートがオクターブ上に行ったりして鍵盤の配置が変わるんですけど、スタッカートとレガートが同時に演奏出来たりします。強弱でシャウトやウィスパーにもなります。
あとはよくわからないんですが、”1音節1音符のシラビック様式や1音節を装飾的、表情豊かに歌うメリスマ様式”もあるみたいです!よくわからないんですが!
SOLOISTS
ソロ。言葉は入れられないんですが、レガートはします。
ソプラノ、アルト、ボーイのうち1つのパートしか選べません。
ソプラノは「ウー」のみ。ビブラートが効いてて、かなりいい感じです。これで1曲作りたくなるような雰囲気。
アルトは鼻にかかったような「エェー」みたいな声で若干気持ち悪い雰囲気。なにこれ…
ボーイは高音が「アー」で他は「ウー」です。天使。
EFFECTS
色々ありますね。最近よく聴く「アー↑」っていうのは使い倒していきたい。あとは叫んだり、息だけでスーハーしたりっていうのも。
声って独特の気持ち悪さがありますよね。ぞぞーっとする感じの。人間にとって特別な音なんだなあって感じます。そういう場面で使っていきたいと思います。ホラー。
Individual Patches
上記のパッチを立ち上げると使わない音色も読み込まれてしまって相当重いんですけど、こちらだと個別にロードするので軽いです。
パート分けしたい時、特定の音に絞って使う時などにはこちらがよろしいかと思います。
MIXING,SETTING
すべてのパッチに付いてるミキシング画面。パート毎にClose、Stage、Far、Surroundのマイクの音量とイコライザーを調節できます。
この音源、アンビエントがたっぷりなのでリバーブをかけなくてもいいくらいなんですが、逆にクローズでも遠いので、極端にドライには出来ないです。
セッティング。パッチによって若干違いますが、コントローラーの割当、どの強さからスタッカートになるか、等設定できます。項目は多くないです。
おわりに
容量が19GBあって、パッチによって大量に読み込むっぽいので、メモリとハードディスクの負担が凄まじいです。僕の環境だと音切れする時があります。
と、こんな感じですかね。操作も簡単でわかりやすいのでおすすめです。お値段以外は… たまにセールをやってる時があるので、その時買うのもいいですね。実は僕もセールで買ったんですが…