DTMにおける「違法コピーソフト」もしくは「割れ物」、「クラック」について、
なぜか突然思いついてアンケートを取ってみました。
DTMの「違法コピーソフト」「割れ物」「クラック」について
— こおろぎ (@Kohrogi34) 2017年1月20日
僕の感覚と同じくらいですね。フォロワーさん中心なので偏っている可能性はありますが、1000票以上入っているので、信頼できそうな数字です。
僕は十数年前に一度もらったことがあるような気がします。気持ち悪かったのでわりとすぐそのソフトの正規版を買いましたが。超有名曲を作ったプロデューサーが「新しいC〇baseのクラック版もう出たのかなー。みんな知らない?」みたいに、カジュアルに話していたのを聞いたこともあります。
こんなニュースもありましたね。
■新譜がPirate Bayで流出のカニエ・ウェスト、ツイート画像から自身の違法DL行為が発覚。deadmau5に弄られる
売り手がつけた値段は最大限尊重するべき
僕は「売り手がつけた値段は最大限尊重するべき」だと思っているんですよね。意図を持ってプライシングしているわけだから。
無料だったらそれでいいし、高かったら高くてもいい。それを買うかどうかを決めるのは消費者であり、その瞬間は、売り手の利益がどうとかを消費者が考える必要はないわけです。
しかし、売り手のつけた値段を無視してそれを入手する、というのは違う。間違いなく損失になりますし、対策にもコストが必要になる。今回の場合は違法だし。
それは、キチンと購入した人にも色々な影響が出てくる。オーサライズが面倒になったり、価格が上がったり。
違法コピーソフトを使っている人は訴えられないのか
今まで音楽系のソフトの違法コピーで訴えられた人はいるんでしょうか。聞いたことはないんですが。
親告罪なので、メーカーが訴えるしかないのですが、個人を訴えるには金額が小さすぎるし、証拠を見つけるのが難しそうです。
こちらから一応報告ができるようです。
■不正コピー情報受付 | 一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)
IMSTAという音楽ソフトウェア業界の利益を代表する非営利団体もありますが「啓蒙・教育に徹する」ということです。
■International Music Software Trade Association(IMSTA)
おわりに
表立って「絶対ダメ」と言う気はないんですけど、少なくとも僕は気持ち悪いので使いません。自分も売り手側であるという、プロとしてのプライドもありますし。不具合が起きたときにフォローが効きづらい、というのもある。
割れ物を使って作ったものを売るのは恥ずかしいと思うし、隠さなければいけないことをしていると、それだけで疲れてしまう気がします。そのソフトのブログも堂々と書けないし。
今回はとりえず報告ということで。一回このテーマには触れておきたかったので。
みなさまはどう思われるでしょうか?