『VIENNA WOODWINDS 2 / STANDARD 』のレビュー。
収録楽器
・ピッコロ(Piccolo)
・フルート2(Flute 2)
・アルトフルート(Alto Flute)
・オーボエ2(Oboe2)
・イングリッシュホルン(English Horn)
・スモールクラリネットE♭(Clarinet E♭)
・バスクラリネット(Bass Clarinet)
・コントラバスーン(ContraBasson)
WOODWINDS 1は最小限のスタンダードな楽器でしたが、それに2を足して編成を大きくするという内容になっています。
音色
音は太く、レガートもきれいで表情も素晴らしい。ソロで充分聴ける音です。
それぞれの楽器の個性と、聴きやすさが両立されている印象。
素でもあるていど表情がついているので、打ち込みも楽です。エクスプレッションくらいしか使わない。
あと、マイクがとにかく近い。ポップス系にも使えます。
これは1のアンサンブルとバスクラリネットですが、リバーブを少ししかかけてないです。これくらい近いです。
じゃあ恒例の全音色解説いきます。
Piccolo
速かったり、強いフレーズを吹かせようとすると打ち込み臭くなってしまいます。
ゆっくりなフレーズだと悪くない。
Flute 2
1のほうより中低音が少し多く聴こえます。
Alto Flute
暗い曲や大編成の時に活躍すると思われるアルトフルート。E2まで出ます。高音でも落ち着いた音色です。低音もカサカサしてないです。非常によい。
Oboe 2
1よりもクセはあるけどオーボエらしい音。これは奏者自体違うんですかね。1よりこちらを使ってます。
English Horn 1,2
硬くガサガサした音。2の方がちょっと遠いかな。
レガートなどもガタガタしている感じがして、ちょっと使いにくいです。
Clarinet E♭
ピッコロクラリネット。特にG4付近においてB♭のものよりはっきりした音で演奏出来る。ジャズっぽい。
中音域はB♭とほとんど音色が変わらない。
Bass Clarinet
全音域で安定していて心地のよい音です。
Contra Bassoon
低音でもはっきりした音。奏法のバリエーションがスタッカートしかない。
おわりに
割と淡白になってしまいましたが、いつも通りのVIENNAの感じですね。好きです。
リンク
■VIENNA WOODWINDS 2 | Rock On Store eStore
WOODWINDS 1のレビューはこちら。こっちの方が詳しく書いてあったりする所もあったりします。