”ディープなシンセシス能力を備えた現在考えうる限り最も強力なシンセサイザー”
SPECTRASONICS Omnisphere(オムニスフィア)を買いました。
”開発には数年間がかかりましたが、使い尽くすには一生かかるでしょう。”
という謳い文句。
Pro-53に次いで2番目に買ったソフトシンセです。
ざっくり
・音質はクリアで太い
・日本的な曲に混ぜにくい
・プリセットが多い
・チュートリアルビデオが多い
音質はクリアで太い
レンジが広い。そしてエッジが効いたモダンな音。音のクリアさが少し冷たい感じをうけます。
日本的な曲に混ぜにくい
リリースが長いエフェクトがかかっていることが多いので、日本的な、コード進行が頻繁に変わるような曲には使いづらいです。
頑張ってエフェクトを外していかないといけません。
プリセットが多い
シンセ、サンプル的な音、効果音などめちゃめちゃ入ってるのですごくうれしい。
で、それがすごく複雑にプログラムされてるから、どうなってるか見るのも勉強になります。
プリセットからアイデアを得てアレンジが進む事もあるので、本当に使えるやつ。EQやコンプもあらかじめかかってたりするんで、オケにもすぐなじむ。
そして、かなり色々なエディットが出来ます。出来すぎて逆に困ってしまいますが、最初はプリセットから入って、ちょっとづつ弄れるようになればいいんじゃないかな。
効果音は空間系の暗い音が多く、1つの鍵盤押しただけで海外ドラマのアノ感じがすぐ出る。
操作感
自分の環境(64bit、7200回転HDD)だとプリセットを選ぶ時もロード時間がそこまで気にならないんで、どんどん音色を試していけますね。
問題があるとすれば、機能が多すぎる事。AUXチャンネルがありすぎて、ディレイがどこのチャンネルから出てるのか特定するのに時間がかかったりして、出来すぎる故にわかりづらい場面もあります。
チュートリアルビデオが多い
日本語版があって助かります。上のリンク以外にも色々落ちてます。
このダブステップベースの作り方のビデオ2:04~がかっこ良過ぎる。
ここで操作してるiPadアプリはこれ。
これ使ってみたんですが、かなり使いやすいし、面白い効果が出せる!なかなかオススメ。