オールドスタイルのバンジョー音源『RealiBanjo』レビュー

ソフトウェア音源
Banjo

Kontakt用バンジョー音源、Realitoneの『RealiBanjo』のレビュー。

ざっくり

・味わい深い音色
・パラメーター、奏法が多く便利

かなりそれっぽくバンジョーを鳴らすことができる音源です。おすすめできます。

音色

バンジョーについて詳しくないので音色に関してはなんとも言えないんですが、画像から察するに、ディキシーランド・ジャズなどに使われる4弦のもので、古めの曲を演奏する方向の音色だろうと思います。

素朴な雰囲気で、音色に適度にバラつきがあって味わい深く、好みです。

ベロシティは2段階ですが、音色自体にバラつきがあるせいか、表情の乏しさは感じません。

奏法

・アルペジエイター(PATTERN STYLE)
・ミュート(NORMAL/MUTE)
・オートレガート(AUTO-LEGATO)
・ヒューマナイズ(HUMANIZE)
・スイング(SWING)
・ポジション(FRET)

「アルペジエイター」は6パターン。わざわざキースイッチを切り替えなくてもいいので、打ち込みとアルペジエイターを組み合わせるのが簡単です。

「ミュート」はブリッジを手で抑えて響きを少なくする、ブリッジミュートですね。

「オートレガート」は、音が近い音をレガートしてくれます。かなり自然なので、とりあえずオンにしておいて問題ありません。

強弱、リズムがバラける「ヒューマナイズ」もついてます。ソフト側でヒューマナイズしてくれるのは便利ですね。わざわざデータ上でバラけさせる手間がいらない。

「ポジション」は弾く位置を変えられます。

15フレットまで。フレットを移動するとグラフィックの手も移動します。

banjofret

あとは、リズムがハネていく「スイング」

デモ

公式デモ。

この音源とベースだけでも雰囲気がだせますね。

僕も作ってみました。のどかな日常系です。

ソロで弾かせてもなかなかいい感じですね。

購入

犬が入ってきたりと、アニメーションの演出も細かいですね。

$59です。

■RealiBanjo – Realitone

素朴な音がするアメリカの弦楽器『バンジョー』の打ち込み方法まとめ