作曲家のこおろぎです。
二酸化炭素濃度計「YourChecker」を買ってみました。

二酸化炭素濃度と、温度と湿度をリアルタイムでモニターしてくれるものです。
最近、リモートワークの人が増えてきたせいか、
「室内で作業していて二酸化炭素濃度が高くなると集中力が落ちる」とか「思考力が落ちる」みたいな記事をたくさん見かけるようになってきたんですよね。
twitterのタイムラインとかyoutubeを見てても「二酸化炭素濃度計を買いました」っていうのはよく流れてきてて、
僕自身、1日中部屋に籠って仕事をすることが多いので、それで気になったので買ってみました。
換気ってつい忘れちゃうんですよね。
わざわざやるのめんどくさいし、それで後回しにしちゃったら
一日終わっちゃう。みたいなことが起きるんです。
なので、知らないうちにパフォーマンスが落ちてるって
いう事もあるんじゃないかなと思っていて。
ただでさえおじさんになってパフォーマンスが落ちてるので、
せめて、おじさんの最大火力は常に出していきたい。
ということで二酸化炭素濃度計を買って適切な二酸化炭素濃度にコントロールしていこうということにしました。
二酸化炭素濃度計ってどんなもんなのかなと思っていたんですけど、
届いて箱を開けて、電源を入れた瞬間に
数字がどんどんどんどん上がっていって、
届いてすぐ1500ppm近くになったんですよね。実際の画像はこれ。

換気の目安が1000ppm以下なので、いきなりだいぶ高い。
もしかしたら今までずっと酸欠の中で作業してたのかもしれない…と思いました。
実際に使ってみると、数字が目に見えるのがいいですね。
換気って、タイミングや効果がよくわからないからどんどん後回しになっちゃう。
でも数字で見えるから、いつやんなきゃいけないとか、換気の効果が目で見てわかるので非常に気持ちがいいです。
今、一週間くらい使ってるんですけど、
仕事のパフォーマンスにはどう影響したのか、と言うとまだわからないですね
一週間くらいだとまだ実感はできないのかもしれないです。
仕事はたくさんあって順調にこなしているんですが、
明らかに効率が変わったってことはないです。
シンプルな「YourChecker」
なぜこのYourCheckerを選んだのかというと、カンです。
youtubeのレビューなどは見ず、amazonの文章だけで大丈夫そうだなと思って買いました。
表示が大きくてわかりやすいのがいいなと思って。

あとシンプルなデザインだったので。
値段は8000円くらい、
高いかなと思うんですけど、二酸化炭素濃度計
って大体これくらいの値段なんですよね。
裏はこんな感じで滑り止めも付いてて、

45度くらいで立つようになってます。

壁に掛けたりはできません。
ここからUSBケーブル(micro USB Type-B)で充電するようになってます。

1回充電したら電池が切れるまで3日くらい。
気づかないうちに電源切れてるって事が結構あります。
なので繋ぎっぱなしで使った方がよさげ。
で、防音室の中などに持って行く時に電源を外す、って感じですね。
換気の目安は1000ppm
二酸化炭素濃度の目安としては、
外気が大体400ppmなんですよ。
室内が換気されてる状態で500~600ppm。
1000ppmを超えると換気が必要な状態です。
1000ppmを超えるとYourChekerのアラートが鳴ります。
あと、おまけみたいについている温度計と湿度計も精度が高い。
YourCheckerは何かアクションを起こした時にすぐ変化して、精度が高そうな感じがします。
何百円とかの温度計を使ってるんですけど、そちらはジワジワとしか変化しない。
操作は3つのみ
YourCheckerの操作は3つのみ。
・ボタンを3秒長押しすると電源オン/オフ
・ボタンを1回押すと摂氏と華氏の表示変更
・ボタンを2回押すとアラーム機能のオン/オフ
アラームが気になる人は消しておいてもいいし、
強制的に換気したいという人はつけっぱなしでもいいと思います。
1000ppmを超えるとアラームがずっとに鳴りつづけるので強制力があります。
ただ、僕は仕事的にも気になっちゃうので消しています。
違う部屋の換気扇をつけると換気がかなり早い
うちで色々試してみて気がついたことを共有します。
まず、朝起きたら、家中が1000ppmくらいになっています。
なので、朝起きたら換気をしたほうがいい。
日中は500~600ppmからドアを閉め切って
何もしない状態だと1~2時間くらいで6畳の部屋が換気の目安の1000ppmになります。
あと気が付いたのは、キッチンの換気扇を付けるだけで隣の作業部屋も換気されるという事です。
この家、2LDKで隣がキッチンなんですけど、和室なので少し隙間があるんですよ。そのせいかもしれない。
音は全然聞こえないくらい遠くて、扉も全く開けてない状態です。
それでも換気されてます。
キッチンの換気扇をつけて喋らなければ、一日中1000ppmまでいかないです。
作業部屋が1000ppmのとき、
・換気扇をつけずに窓を10cm開けて換気をしたら、
この6畳の部屋が600ppmppmになるまでに20分。
・換気扇を回して窓を開けたら
1000ppmから600ppmになるまで3分。
窓だけ開けるよりも換気扇をつけると換気がかなり早いです。
風が吹いているわけでもないし、そんなに空気の流れを体感できてないんですが、換気扇はかなり効果があることがわかります。
そういう、自分の感覚とは違った意外な換気方法を見つけられたりとか、
もしかしたら換気してるつもりで全然換気できてないとか、
そういったことがあると思うので、数値で見えるってのはすごくいいなと思いました。
防音室は換気扇がないとやばい
防音室の方でも試しました。
0.5畳の防音室でトランペットの練習をしてみました。
600ppmで換気扇を回さずにトランペットの練習をしたら
600ppmから1000ppmになるまでたった3分でした。

その後もどんどん上がり続けて、1500ppmまでもさらに3分で到達しました。
防音室はかなりやばいです。
この前、防音室の換気扇取り替えたんですが、換気扇を回したら外の二酸化炭素濃度と同じになりますね。換気扇は大事。
おわりに
というわけで、
二酸化炭素濃度計を買ってみた、というお話でした。
リモートワークなど、部屋でずっと作業してる方には
おすすめかもしれません。