ハンディビデオレコーダーZOOM『Q8』を買いました。
結果的に言うと、現状ベストな買い物をしたなと思います。
なぜこれを買ったのかというと、YouTubeを始めたので、スマホからグレードアップできる手ごろなカメラが欲しかったから。
大きなポイントとしては、この3点。
・マイクやXLR/TRS端子、ミキサーなど、オーディオ関係が充実している
・レンズが広角なので、狭い場所で撮っても広い範囲が撮れる
・自撮りがモニターできるバリアングル液晶
あと安い。機能を考えると圧倒的な気がします。
オーディオ周りが最高レベルで厚い
オーディオ機器のメーカーだけあって、オーディオ周りはかなり厚い。
むしろ、オーディオのレコーダーにカメラがつきました、みたいな感覚。
別撮りをせずにクオリティの高い音声で録画できます。
オーディオ入力は本体のマイク+XLR/TRS×2の4系統。
4系統の入力を2mixにしたり、MOV+WAVでバラバラに保存できたりします。
フォーマットは最大24bit/96kHz。オーディオレコーダーのみのモードもあります。
まず、XYマイクが付属。ガンマイクなどの別売マイクカプセルに付け替えることも可能です。
そしてXLR/TRSのコンボジャック×2。ファンタム電源つき。
いつも使ってるマイクやミキサーからの出力をそのまま挿せます。
ライブでミキサーの音+カメラのマイクをそれぞれ収録、などもできます。
ヘッドフォン出力もついているので、エレキギターのライン録音のモニターなどもできます。
入力レベルの調節がダイヤルなのもササっとできて嬉しい。
内蔵ミキサーもあり、レベルやローカット、コンプレッサー、リミッター、ファンタム電源、PADなどの設定ができます。
カメラについて
カメラのほうがおまけな感じが強いです。
16.6mm、160°の広角レンズ。F値2.0。
アクションカム的な写り方。画角は多少変更できます。
手持ちのpixel3のインカメも広角にできるのでわりとよかったんですが、ほんのちょっと画質が上がったかな、という程度になったと思います。
画面の設定がざっくりしかできないです。プリセットから選ぶだけ。
逆に、カメラの数字とか、詳しいことがよくわからん!という人にはなかなか扱いやすいのかもしれない。
オートだとホワイトバランスが勝手に変わるので、暗めの照明にしたいときにめんどくさいんですが、一番いい感じになるのでオートの設定にしてます。
2.0といってもあんまり暗いとノイズが多いので、なるべく明るく撮影したいです。
僕は一番上の3M HD/30 24Mbpsで毎回撮影しています。
WEBカメラとしても
背面のUSB-mini Bから出力して、WEBカメラとしても使えます。
ライブ配信やレッスンにも使えそう。
また、データを直接転送できます。
自撮りがモニターできるバリアングル液晶
モニターが回転するバリアングル液晶が便利。
自分が出演するYoutubeの場合、写りをモニターしながら撮ることができる。
タッチパネルになってますが、縁が盛り上がっていて、小さいので操作はしにくいです。
頻繁に設定を変える、という用途ではちょっと厳しそう。
持つとこんな感じ。
RECのボタンが上についているので、自分にカメラを向けていても押しやすい。
付属品
・XYマイクカプセル(XYQ-8)
・ウィンド・スクリーン(スポンジ)
・リチウムイオン電池(BT-03)
・USB ケーブル
・レンズカバー
・レンズフード
・ストラップ
・取扱説明書
マウントなしのアウトレット品です。
マイククリップアダプタ
マイクのスタンドを有効利用できるということで、マイククリップも買いました。
グースネックのマイクスタンドに挿して使用しています。
通常のスタンドよりもスペースをとらないのがいい。
「GHM-1」などを使うことで、ギターのヘッドなどにも取り付けることができます。
ただ重さが350gくらいあるので、弾き心地はかなり変わってきます。
「GHM-1」ギターヘッド・マウント
おわりに
ズーム1.0で撮った動画。
ミュージシャンのカメラのファーストチョイスとして、とてもいいカメラだと思います。オーディオのレコーダーとしても使えるし、Webカメラとしても使えたりと、潰しも効くので。