防音室に吸音材を張ってみた。音の違いも検証。

DIY

防音室(レコーディングブース)に吸音材を貼り付けました。

こんな感じ。

Youtube用に動画を録ってたら防音室の反響が気になってしまったので。

広いスタジオだと、響きまで収録するため響きを残すんですが、こういう狭いブースの反響はあまり豊かとは言えないので、反響は消してしまって、プラグインで響きを足す方がいいかなと思いました。

吸音材はこちらのものを買いました。

吸音材 防音 壁 遮音シート YYT ウレタン 高反発高密度 部屋防音 极厚 不燃 無害 減震 ピラミッド型 50cm×50cm 厚さ5cm 6枚入 ブラック
YYT

あと貼り付けるための両面テープ。

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養生テープもかませた方がいいというのも見ましたが、壁は汚れてもいいので直接張りました。

面積がちょうどよく、素材もやわらかくて切りやすかったです。匂いもほとんどない。

形状は迷いましたが、一方だけになっている山形だと分散の効果が薄そうな気がしたのでピラミッド型に。

かなり柔らかいので、部屋の壁の緩衝材としても使えそう。VRとか。

音の変化

ZOOM Q8付属のマイクで収録。

張る前

張った後

声、びっくりチキン、クラップ、カホンです。

ドライな音になりましたね。ヘッドフォンで聴くとわかりやすい。それとは別に楽譜スタンドの響きが気になりますが…

手を叩いた時の「ビン」という音などが軽減されました。三味線やギターなどの、音量が大きくてアタックが強い楽器に効いてくるだろうなと思います。

しかし、思ったよりも変わらなかったので、実は有孔ボードってすごいのでは?となっています。吸音材はびっしりと張らないと効果が薄そうだなとも感じました。

もともと、壁は全面穴が空いた有孔ボードで、中にグラスウール、その外側にベニヤという作りになっています。

有孔ボードの穴から音が入って、吸音材のグラスウールで音を吸音する、という形。

ちなみに、びっくりチキンは自分の体をほとんど動かさずに体に近いところから音を出せるので、響きを確認したいときには便利です。声とか、体を使ってたりするとよくわかんなかったりしますからね。

場所

まずは天井が優先。天井は布を吊るしたりというコントロールができないので。

カットして形を合わせてはめ込む。

あとは、右側全面に。特に、楽器の響きが返ってくる、楽器の正面になる部分。正面は毛布が吊るしてあるので上だけ。

左側の壁はそのままで、都度布を吊るそうかなと思ってます。撮影用の背景にもするので。

右側に飛び出してるやつはギターハンガー。スタンドを置けないので。

余った吸音材は右下のスペースに全部詰め込んで、そこで音を吸ってもらいます。

吸音材には防音効果はあまりない

一応書いておきますが、今回は吸音材なので、防音効果は期待していません。

物理的に壁が厚くなるし、音は吸うので、全くないとは言えないと思いますが。外に漏れる音量はそこまで変わらないと思います。

あくまで内部の響きの制御が目的です。

おわりに

最近一気にブースを改造したので、また動画を作ろうかなと思ってます。

ではまた。

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