なぜ一人宅飲みワインがおすすめなのか!?

家呑みワイン

「なぜ一人宅飲みワインがおすすめなのか!?」を投稿しました。

台本を載せておきます。


こんばんは。作曲家のこおろぎです。

今日は一人宅飲みワインの話をしていきます。

ワインという飲み物、これは、一人で飲むのが楽しいお酒なんですよ。

人と飲むときには、大体人との会話を楽しむために飲んでいるので、味はぶっちゃけどうでもいい。飲みやすければいんですよ。

ワインの本当のおもしろさっていうのは、一人で飲むとき。一対一でワインとの対話をする、っていうのが楽しい。

なんでそれが楽しいのかというと、ワインは他のお酒に比べて銘柄が多いから。

なので、毎回のように違う味を楽しめるわけですよ。

なのに価格もわりと安い。1000円前後とかで毎回飲んだことのないものが飲める。

このワインはこういう感じだな、って考えるのが楽しい。

音楽で例えると、ギターの素材の鳴りの違いとか、ケーブルを変えた時のサウンドの違いを楽しむのと似ています。

毎回新しいワインを飲むっていうのは、毎回新しいギターを買って弾き比べるみたいな、そういう感覚なんですよ。

ワインって敷居が高いものだと思われがちなんですけど、全然そうじゃなくて。

皆さん誤解してるんですけど、値段が高いものが単純においしいわけじゃない。

確かに高いものはおいしいっていうのはあるんですけど、おいしいから高い、おいしくないから安い、というのを決めるのはナンセンス。

なぜなら、ワインの価格は、TPOの価格でもあるから。

例えば、結婚式に何を着ていきますか。

パリッとつやっとしたスーツを着ていくと思うんですよね。

でも家でくつろぐときにスーツを着ないですよね。たぶん。家着とかパジャマとかなわけですよね。逆に家でスーツを着てたらくつろげないですよね。ワインも同じなんですよ。

普段のときにむやみに高級な、いいワインを飲もうとしても状況にそぐわない。

一緒に食べるものの相性なんかもあるので。

一人で普段軽く飲むときはリッチすぎる味わいのものではなくて、安くて、カジュアルなもののほうがふさわしいんです。

逆に高級な複雑な味わいの料理を食べるときに、カジュアルなワインだと釣り合わなかったりもする。

TPOに合わせて、その場に合った味わいのものを飲む、というのが大事なわけです。

もちろん、普段から家でコース料理とか食べてる人はちょっと違うのかもしれないですけど。

とにかく安いからっておいしくない、ってわけじゃない。

普段の時は普段用のワインがふさわしいよ、ってことなんですよ。

セブンイレブンが最強

普段飲み用のワインはセブンイレブン(セブン&アイ・ホールディングス)のワインが最強。

なぜか。

まずコンビニはどこもですけど、どのワインを買ってもハズレがない。

他のお店だと、問屋さんとの付き合いで売れ残りのものとかを仕入れさせられたりするんですよ。だから当たりハズレがある。

でも、コンビニは売り場が狭いのと、問屋さんからの直接の付き合いがないので、売れるおいしいものだけを優先して置くし、新規のものも入ってくる。

昔安いワインを買って、あまりおいしくないな、という経験をした人もいると思いますが、最近は一番安いランクのものでもかなりおいしくなってます。

さらにセブンイレブンは、独自の仕入れルートを使ってて、他のお店では入手できないものが売ってるんですよ。

プライベートブランドもあって、そちらも充実してます。

僕がワインにハマったのって、めちゃくちゃおいしいワインを飲んだからなんですよね。

ロバート・モンダヴィっていうアメリカ、カリフォルニアのワイナリーなんですけど。

その一番上のランクのカベルネ ソーヴィニヨン リザーブ 多分1万5000円から2万円くらいの値段のものですね。

ロバート・モンダヴィ・ワイナリー カベルネ・ソーヴィニヨン リザーブ[2009]【750ml】
ロバート・モンダヴィ・ワイナリー

一口飲んだ時に、口の中に真っ赤でフワッとした絨毯が広がっていっていくような
感覚で、今まで、こんなものを飲んだことがないと、感動しました。

セブンイレブンにそのロバート・モンダヴィとセブンイレブンのコラボワインが信じられないくらい安い値段、1000円くらいで売っているので、是非それを飲んでモンダヴィの片鱗を感じていただきたいです。

国の違いと品種の違い

いきなり「色々飲んで楽しめ」とはいっても、やっぱり何も分からないと楽しめないですよね。

国の違いと品種の違いだけを覚えると グッと楽しめるようになると思います。

なので、今回は国の違いと品種の違いをざっくりとお話します。個人の感想になるので偏っているイメージかもしれませんが。

まずは国。国の違いは大体飲んだらわかるっていうくらい、国によっての味の性格が大きく違います。

フランス

高級ワインといえばフランスなんですけど。安いワインもおいしい。

フランスは基本いろんな品種のブドウを混ぜるのが特徴ですね。なのでフランスのワインは複雑な味わいがします。

その複雑さを楽しむワインになってます。混ぜることで味が柔らかくなっているんで、パンチが欲しい人には物足りないかもしれないです。

フランスは奥深すぎるんでこのくらいにしておきます。

シャンパンもフランスですね。

シャンパンは、後味にナッツのような味わいがあって、それが高級感とか味の複雑さにつながってますね。

イタリア

イタリアは、赤ワインは果実味のあるカジュアルな味わいが特徴的。

食べ物によく合うって言われてて、パスタとかピザとか、日本のソースを使った料理にも合うものがあります。

白はモスカートと言われる、要するにマスカット、食用のブドウを使った甘口ワインも多いです。あとその炭酸。

日本のマスカットのまったりとした甘さとはまた違う、爽やかな甘さが特徴的ですね。

スペイン

スペインは赤はスパイシーな味わいで、力強い。白はあまりイメージがないですね。

炭酸はCAVA(カバ)っていう辛口スパークリングワインになるんですけど、

安くで売ってるし、どれを選んでも大体そつない味なので、とりあえず泡が欲しい時にはCAVAを飲んどけ、っていう感じですね。

あと、ポートワインっていう発酵中にブランデーを混ぜたっていうワインもあるんですけど、それはめちゃくちゃ甘いです。

ドイツ

ドイツワインといえば甘口。

ドイツでは甘口なほど高級とされているので、とにかく甘い。

甘さ自体も独特で、はちみつのような風味の甘さですね。

日本

日本のワインは評価が難しい。

品質に対して金額が高い。コストパフォーマンスが悪い。

あと、海外のものって日本に来るまでにある程度選別されてると思うんですけど、日本のものはそういう選別がされてないせいか、アタリハズレが大きいです。

ちょっと値段が高いラインのものになると、無理やり渋みをつけてるような、背伸びしている感じがあるのが、日本のワインのよくないところ。

でも最近はいいワインが沢山出てきてます。特に甘口はまろやかなので、日本人の口に合うものが多いと思います。

赤でも高畠ワインというのがセブンイレブンに入ってたんですけど、びっくりするほどバランスがよくて、かつ日本っぽくて、素晴らしかった。

アメリカ

アメリカはほぼカリフォルニアのものですね。赤も白も、味はツルっとしているイメージ。

雑味が少なくてポップな味わいですね。

コストパフォーマンスは高く、飲みやすいが、個人的にはおもしろいものは少ないかな。

でもさっきのロバート・モンダヴィはアメリカのものなんですけど、それがアメリカ代表みたいな味わいです。

チリ

チリのワインは安くておいしい、ってことで有名ですね。

品種の味わいそのままが楽しめる感じで、品種ごとの違いがすごくわかりすい。

コノスルっていうメーカーがあるんですけど、いろんな品種で同じラインのワインを作ってるので、品種の飲み比べをするのには最適ですね。

僕の品種の味の違いは、このコノスルのものをベンチマークにして判断してるところがあります。

オーストラリア

オーストラリアはパワーのある味わいですね。パンチがほしい人はこの国。

どれを飲んでも味がストレートでパンチがあって野性的。

アフリカ

アフリカも最近ちょこちょこ見るようになってきましたね。

赤ワインはちょっと甘いものが多いです。砂糖を入れて、ざらっとしてるような甘さ。
ハマる人はハマるかもしれない。

ニュージーランド

ニュージーランドはクセが強い。泥くさいといったらいいのかなんのか。

ソーヴィニヨン・ブランという品種の白ワインが有名なんですけど、それはそのクセがハマっておもしろい味わいになってますね。

個人的にはソーヴィニヨン・ブラン以外は苦手です。

品種

品種も色々あるんですけど、ほんとにざっくり有名なものだけ紹介します。

まず赤ワインの品種から

・カベルネソーヴィニヨン
しっかりとした渋みがあり、重厚で飲みごたえのある味わい。

・メルロー
きめ細やかな渋みと、まろやかで口当たりの良い味わい。

・ピノ・ノワール
渋みが少なく、繊細で華やかな味わい。

・シラー
スパイシーな味わい。僕はフランスのシラーがすごく好きです。

白ワインの品種
・シャルドネ
フワッとした豊かな味わい。飲みやすいものが多い。

・ソーヴィニヨン・ブラン
シャルドネに対して、爽やかな味わい。酸味が強めなものが多いです。

・リースリング
花のような上品な香りがします。甘口も辛口もあります

・マスカット
食用と同じもので、甘口が多くて、口当たりがよかったりします。

で、ざっくり紹介しましたけども、こういった国と品種とワイナリーとかの組み合わせでワインを選んでいきます。

これが今、全部コンビニに集まってるんですよ。世界中の色々な品種がコンビニで買えて家で飲める。すごくないですか?

すごく贅沢な趣味ですよね。

おいしくのむコツ

・冷やしすぎない
・長い期間をかけて飲まない

特に赤ワインは、冷やしすぎると渋みが出ちゃって飲みにくくなるんですよね。あと、香りも出にくくなるんで。

赤ワインは10度以下とかにはしないようにしてください。冷蔵庫から出してすぐは飲まない方がいいです。軽い赤ワインとか炭酸とか白とかならまだいいんですけど。

あと、長い期間をかけて飲まない。

特に安いワインはすぐ味が劣化するんですよ。2日目で酸味が出てきておいしくなくなっちゃうようなものもあるんで、なるべく早く飲み切るようにしてください。

一緒に食べるものに関しては、実は、僕はあまり食べ物と一緒に飲まないですね。
ワインだけ、ということも多いです。

ただ、スナック菓子みたいなものはあまり合わないなとは思いますね。

そういう組み合わせを自分で色々試してみるのもおもしろいんじゃないかなと思います。

おしまい

というわけで、どうだったでしょうか

僕も夏とか、暑い時にはビールを飲むんですけど、ちょっと肌寒くなってきたりして、ビールの気分じゃないな、という季節はワインを飲んでます。

試飲のイベントとかで高いのを飲めたりするんで、そういう機会などに一度高いのを飲んで、それを基準に、ベンチマークにするっていうのもおすすめです。

あと、僕はプラスチックのワイングラスを使ってるんですけど、割れないし、香りも楽しめるのでおすすめです。

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ではまた!