『生ワイン』というものをいただきました。
『勝沼生まれの無ろ過 生ワイン 赤』
生ワインとは?
通常ワインをびん詰めする際、ワインの中に残留している酵母菌をフィルターなどで濾過するかパスチャライズ(低温殺菌もしくは火入れ)をします。
そのままにしておくとワインに残った元気な酵母菌が糖分を食べ尽くし、スパークリングワインになってしまうからです。生ワインはそうした処理をしていません。だからフレッシュな味わいだけでなく濁りや澱(おり)・身体にやさしい酵素や微炭酸も含んでいます。さらに酵母が生きているので、びん内で二次発酵を続けます。
– 井筒生ワイン
というわけで酵母菌をろ過しないワインのようです。
文字が所狭しと書いてあります。
山梨県産ベリーAと山梨、長野県産のメルローを混ぜているようです。
マスカットベリーAは日本の代表的な品種ですね。
蓋は厳重。一度開けても閉めやすい親切仕様。
色はちょっと薄め、というか濁っている感じ。
濃いベリーの香り。
辛口
「生ワイン」という事で、柔らかく甘めのものを想像していましたが、意外にもそんなことは全くなく、渋みはあまりなく、甘みもなく、ドライで辛口な、硬派な味わい。
生ワインにあるとされる発泡感は感じませんでした。
渋みがないので温度が低めでも悪くないのですが、香りを感じるため、高めで飲んだほうがよさそうです。
澱が結構多いです。これが無濾過のしるしですね。
甘みも渋みもないという、わりと特殊な味なので、通の人におすすめです。
あと、ドライなのでおつまみ必須です。