再生用途だけに購入したのですが、録音機器としてもレビューしておきます。
BEHRINGERといえば素晴らしいコストパフォーマンスで有名なメーカーですね。
評価★★★☆☆
・XLR/LineコンボジャックINPUT×1、INST INPUT×1、ヘッドフォン出力×1、RCA出力×2、ダイレクトモニタリング
・音質はかなりよい
・USBを挿せばすぐ使える
・USB3.0との互換性がない
・DAWでの録音用途には使わないほうがいい
音質はこの価格帯ではかなりよい部類。
ドライバに不安要素があって、ASIO4ALLというものをダウンロードしないとDAWには使えません。また、僕の環境では常にパルスノイズのようなものが入ります。
上記のため、ハード自体はよくできているものの、導入できる環境が限られているというのがネックです。
音質 | 気持ちのよい音
解像度は粗く、ステレオ感も少ないんですが、こもった感じがなく、聴いていて気持ちがいい。オーディオ的に誇張された感じもなく、素直な音。
YAMAHA AG03よりも若干音の分離感は上だと思う。入力も、かなりクリアでびっくりしました。
ただ、48kHz16bitが設定上の最高レートです。
ハード | バランスがよい
ツマミはプラスチックだけど操作しやすい。個々の重さはちょっと違います。
こういった安い機器はツマミが回し辛いことが多いので、好ポイントです。
ささやかですが、入力レベルとクリップの表示があるのもうれしい。
インプットはモノが2つあるので、ギターの弾き語りを入れられそう。チャンネルが独立しているので、ステレオ入力にはあまり向きません。
裏に+48Vのスイッチがあるのは若干使いにくい。あと、出力はRCAではなく、フォンのほうがよかったですが、ここは価格的にしょうがない部分ですね。
粗く見える部分がなく、デザインも余計な装飾がなくてよいです。
付属品
ドライバ | 煩雑
Mac、Windows10だとドライバをインストールせずに、USBを挿すだけで再生できるようになります。PC内での表示は「USB Audio CODEC」。
しかし、それだけではDAWでは認識されません。
「ASIO4ALL」をインストールすることでDAWで使えるようになります。
ダウンロードは下記リンクの一番下、「Drivers」の「ASIO4ALL USB Audio Driver 」から。
ダウンロードし、インストールしたら、
StudioOne → オプション → オーディオ設定 → オーディオデバイスを「ASIO4ALL」にして、コントロールパネルで「USB Audio CODEC」を選びます。
おわり
Windowsではライブ配信、動画制作、再生用なら問題なさそう。
Macでは録音用途でも問題なく使えるようです。
音質自体はよいので、用途によってはかなりおすすめです。
UM2、美しくフィルムが貼ってあったが、フィルム警察の俺は欺けねえぞ…!俺くらいのレベルになると勘で察知するからな。 pic.twitter.com/d9UaXI0ppE
— こおろぎ🦗 (@Kohrogi34) September 3, 2018