FaderPort新モデルのレビュー。100mmストロークモーター・フェーダーのフィジカルコントローラー

楽器・ハードウエア

Presonus『FaderPort(2018)』を購入しました。

前のモデルのFaderPortは毎日使っていて、鍵盤の次に必要なコントローラーはFaderportというくらい。

Paypayでキャンペーンをやっていたのと、FaderPortがあまりにもボロボロだったので買い替えることにしました。

ざっくり

・Studio Oneがメイン。Protools、Logic、Cubase/Nuendo、Live対応
・旧モデルの完全上位互換
・100mmストロークのフェーダーが気持ちいい
・ボタンが柔らかくて押しやすい
・フェーダーの印字がズレている
・中央のノブの挙動が不安定

開封の儀!

導入

基本的にはドライバ不要で動きます。

MyPresonusで製品を登録、UniversalControlアプリをインストールしてファームウェアを最新版にします。使用準備完了。そこまで3分程度。

説明書に書いてなかったのですが、僕の場合、電源を入れたらボタンが点滅して、フェーダーやボタンを押しても反応がない状態になりました。電源のon/offでも直らない。

おそらく店頭でのディスプレイモードみたいなものになっているなと思って、

Next+電源ボタンで一旦DAW選択モードにしてから、
「Solo」を押してStudio Oneを改めて指定したら使えるようになりました。

機能

まずは100mmストロークのタッチセンシティブ・モーター・フェーダー。

フィジカルコントローラーを持ってない方は、これだけで買う価値がある。

選択したトラックのボリュームを手で上下することができます。単純ですが、これができるだけで音楽制作の効率がかなり違う。

ボタンは
・再生、録音などのトランスポート
・トラックの移動、ソロ、ミュート、バイパス、
・オートメーションのタッチ、ライト、リード
・クリック

中央のノブは
・パン、イベントのナッジ、再生カーソル、ズーム
・マウスオーバーしているパラメータとのアサイン

など。

右上のSHIFTを押しながら切り替える機能は手の形が押しにくいので、あまり使わないかなと思います。Window Viewとか。

タッチ、ライト、リードのボタンはボリュームにしかきかないので、プラグインのパラメータのオートメーションを書き込むときはStudio One左側の各トラックの設定でライト等に切り替える必要があります。

あと、フェーダーの印字がDAWの表記とズレています。僕は全く見ないので気にならないですが。

比較

旧モデルと新モデルを比較しながら細部を見ていきます。

触ってみて、完全に上位互換になっていると思いました。

旧モデルもガンダムみたいでよかったんですが、よりスタジオと調和するデザインと色になっている。

サイズは下の部分が長くなっただけで、あとはほぼ同じ。

高さ 44.45mm
奥  230mm
幅  140mm
質量  0.68kg

この、伸びた下の部分がかなり重要で、手のひらを置くことができるようになりました。

これはいい。他者の製品にはない特徴です。

常にフェーダー付近に手を置いているんですけど、それがやりやすくなった。

よく使うパンのつまみも中央に移動し、触りやすくなりました。しかし、このツマミの挙動が不安定でわりかししんどい。数値がいったりきたりする。これは旧モデルのほうがよかった。

あと、新モデルはパン以外も割り振りやすいので、間違えていじっちゃうのを気をつけたい。

フェーダーの重さは気持ち軽くなったかも。旧モデルが劣化しているからかもしれない。

トランスポートボタンの配置も親指の回転に沿ってある感じで操作しやすい。

ボタン自体も、旧Fader Portは固すぎて体重を乗せないと押せないくらいだったのが、柔らかい素材で押しやすくなりました。

ボタンに関してはWindow Viewボタンが1階層下になった事が大きな変化。たぶん、他のDAWとの連携を重視して、Studio One独自のWindow Viewは奥に行ったのかなと。

旧モデルは一度選択して、さらにダブルクリックしないとそのトラックのフェーダーを操作できなかったんですが、一度目の選択で動かせるようになってる。気持ちいい。

デザインは「机を削ってはめ込んでください」的な趣もある。

ギャラリー

全体

ボディは金属、ボタンはシリコンっぽい柔らかい素材。フェーダー、ノブはプラスチック。

うしろ

USB Type-B、フットスイッチ、電源、電源スイッチ。

旧モデルと同じ。

逆の台形に角度がついています。

裏につける滑り止めとUSBケーブル。

電源アダプタ

旧モデルよりもかなり小さく、軽い。

電源は海外などにも対応できるパーツが付属。

電源

電源を入れるとカラフルに光ります。旧モデルより鮮やか。色自体は変更できません。

おまけ 旧モデル

ボロボロになるまで世界一使い込んだ旧モデル。最後までまともに動きました。

おわりに

元から毎日触っていたものがアップデートされた形になったのでQOLが爆上がりしそうです。

■FaderPort | サウンドハウス

■Faderport | Rock On Line eStore