今、僕の仕事の大部分がブログ経由で来ています。
音楽家が副業でブログをやって得られるものは計り知れないと思っていて、
・ブログ運営で得たものを本業にフィードバックできる
・音楽にはできないベクトルのアウトプットができる
・文章にすることで考えが整理される。思考を追い出せる。
・自分が今勉強していることを書こうとすると、そのために突っ込んで調べるところもでてくるので、より勉強になる
・情報が間違っていたらツッコミが来ることがあるので、自分以外の力で修正できる
・本業の愚痴をブログの記事として昇華すればスッキリする
・直接収入を得ることができる
・人に考えを伝える力が上がる
・音を出せない時間でも文字を書くことはできる
・ブログ経由の仕事がくる
・仕事をすることによってブログの信頼性が増して、さらに仕事が来るという無限ループ完成
このように、ほんとうにたくさんあります。
全く別の仕事としてのものではなくて、1つ1つが本業につながっていく。
ブログは「副業」じゃなくて「補助業」なんだと思うんですよね。
ということを「副業ブログで月に35万稼げるアフィリエイト」を読んで改めて考えました。
どうすれば全ての文章を読んでもらえるか? などを考えながら記事を書くことで、相手を引きつける文章術、その工夫を体得することができました。
これは確実に仕事に活かせますし、文章だけでなく、しゃべりの世界でも生かすことができます。
このように、ブログで稼ごうとするだけで、同時に本業に生きる力も養っていくことができるのです。
ざっくり
・最新の情報が書いてある
・具体的で情報量が多い
・みんながこの本の内容を実行すれば社会が豊かになる
「稼げる」「アフィリエイト」とか、金額がタイトルに入っていてちょっと怪しさを感じるんですが、至極まっとうな内容です。
最新の情報が書いてある
数年前にブログ本を色々読みましたが、それにはない新しい情報がたくさんありました。
ずっと研究し続けてきているな、というのがうかがえます。
サイトの仕様などの点で、時間が経つと古くなっちゃうかな、というものももちろんありますが。
具体的で情報量が多い
ブログ運営の心構えのような精神的なところから、文章の細かいテクニックまで、最初から最後までかなりの情報量です。
この本の情報量の多さの原因は
ツイッター→ブログ→有料note「サラリーマンが副業ブログで35万円稼ぐまでの奮闘記」→紙の本「副業ブログで月に35万稼げるアフィリエイト」
という順番で同じような内容を書いていて、この工程でどんどん煮詰められて情報が多く、深くなっているからなんですよね。
SNSのテクニックも。例えばこういうもの。
ユーザーがタイムラインで 1 投稿(ツイート)を見る時間は 3 秒くらいだそうです。つまり、その短時間で「お!」と思ってもらえるタイトルをつけなければいけないということ。
こういった具体的な数字を出しながら、実践的なテクニックが書いてあります。
タイトルのつけ方に関しても多くのページを割いてありますね。
音楽家のブログは未だにグダグダなタイトル付けをしている人が9割以上なので、いくら伝えても伝えすぎということはないような気がする。僕自身、タイトルはまだまだ甘いと思っているし。
みんながこの本の内容を実行すれば社会が豊かになる
ちょっと大げさですが。
タクさんのやりかたは、スパムやハックまがいの手法ではなく、「他人にとって価値のある行動をすることで利益を発生させる」ので、みんなが真似したとしても、社会全体が豊かになるだけなんですよね。
なので、みんなに真似してほしい。
おわりに
著者のタクスズキさん(@TwinTKchan )とは数年前からの知り合いなのですが、そういった掛け値なしで、今まで読んだブログ本の中で一番良かったです。
この数年間を見ていて、ここ最近は特に発言が濃くなってきたなと感じています。
彼は情報ややり方を常にアップデートしていて、研究熱心で、まっすぐに努力できる人間です。まっすぐなだけじゃなく、ズルして失敗した例もこの本にはたくさん書いてありますが…w
僕も、「1-4 ぜひ見てもらいたい! 実際に稼いでる人のすごいブログ」で紹介されています。
ここだけのために買ってください。
実は関係者ということで全データを頂いたんですが、全部読んだあと、内容が素晴らしすぎたので紙の本を買いました。