Kaerntner Trumpet KTR-30/GD(ケルントナー トランペット ゴールド)
を購入しました。本格的に吹く、というよりも楽器の研究のためです。
スタンダードなB♭のキーのもの。
ざっくり
・鳴らすのが難しい
・綺麗に鳴らすのはもっと難しい
・音がでかい
・ミュートはそんなに効果がない
・唇の負担がでかい
セミハードケースがついてました。これだけでも結構高そう。
開けた所。
全体。きんきらです。
このシリーズには違う色もあって、そっちのほうが面白そうだなとは思ったんですが、単純に金が一番かっこよかった。黒だと写真写りが悪そうだし。ちなみに青はこんな感じ。
以下のサイトを参考にして早速吹いてみました。
最初はマウスピースのみで音を出す練習をしたんですが、コツが必要でなかなか音が出ない。
実は、金管楽器の中でもトランペットは音が出しづらい部類らしい。ユーフォニアムなどの低音のもののほうが音が出しやすいみたいです。
1日目でなんとか音が出せるようになりました。唇が痛い…思ったよりも消耗しますね。
唇の振動数を変えて音程を変化させるし、スタッカートもするし、かなり唇に負荷がかかります。
マウスピースを本体に装着。
2日目で最初の難関である「ソ」が出るようになり、「聖者の行進」の冒頭が吹けるようになりました。
まだ音が汚いですね…キレイな音を出そうとしているんですけど、一向に良くならない。これは楽器が悪いのでは?????
1週間、毎日10分くらい練習したら音を切れるようになりました。まだ10回に1回くらいしかきちんと鳴らないんですけど。
音を出す事自体がこんなに難しいとは思いませんでした。ピアノのいかに簡単なことか。
単純に大きな音が出ると気持ちいいので練習が続けられてる気がします。組み立てやチューニングなどの準備もないので心理的なハードルが低いせいもあるはず。
指で押す所は貝殻のような素材になってます。
バルブを1度開けて油をさしたら、穴が合っておらず音が出なくなって焦りました。
金管楽器は、オーケストラで使用される楽器のなかで一番音が大きいんですよね。自宅で練習する際には配慮しないといけません。
僕は自宅に防音室があるので、その中で吹けばいくらかは緩和されます。音がでかすぎるので完全ではないですが。
その点も少し心配なので、ミュートも買ってみました。
つけた所。
音色は変わりますが、音量はそこまで変わらない気がします。
実は、このストレートミュート、音量を下げる効果はほとんどないらしい。売り文句とレビューでは「音量が下がる」みたいに書いてあったんですけど…
しかし、最初はあまりミュートをつけずに練習したほうが、きちんと音が出せているのかがわかってよいです。
付属品。オイル、手袋、クロスなどがついてます。
こういう感じもどうでしょうか。
トランペットって写真映えしますよね。撮ってて楽しい。
正面から撮る時はベルに反射して自分や部屋の様子が映りそうになっちゃうのが難しいんですが。
おわりに
金管のアレンジのルールの1つとして、「唇の消耗が激しいため、長く吹かせない」というものがあります。
その「消耗する感覚」というのが実際わかって、これだけでもかなり収穫になりました。唇が痛い…