ニュージーランドのワイン品種といえば「ソーヴィニヨン・ブラン」と言われてるんですよね。白です。
一時期プッシュされてたので気になってたんですが、見かけたのでこの機会に飲んでみました。
結論から言うとめっちゃおいしいです。
今回飲んだ「kapuka」は人生のベスト、ソーヴィニョン・ブランに加えてもいいくらい。
色は透明感のある黄色。
味わいは、まず口当たりが驚くほど柔らかい。若干土っぽい、若草の香り。豊潤だけど重すぎずバランスがいい。余韻はさっぱりとして長過ぎない。
やさしく、柔らかい若草のニュアンスがニュージーランド!って感じですね。のどかな風景が浮かびます。
ソーヴィニヨンブランは酸味がキツいものがよくあるので、なかなか飲んだことのないものを買うのは躊躇するんですが、これは酸が柔らかくていい。
普通は少し時間が経つと酸っぱくなって飲めなくなるんですが、これは時間が経っても大丈夫。むしろ香りが増す感じすらあります。ポテンシャル高い。
裏を見てみましょう。
かなり辛口という事ですが、カドがないので柔らかくて飲みやすい。
生産地はマールボロ地区(MARLBOROUGH)ということですが、タバコのマールボロとは関係ないみたいです。
ここですね。ど真ん中。
今回はおつまみも用意してみました。北海道の名産品、松前漬け。するめと昆布の醤油漬けですね。ぽりとる(@Politru )さんからいただきました。
海のものと白ワインは割と相性がよいのです。
実際、悪くはないですね。このワインだと重すぎないのでちょうどいい。
白ワインを日本酒代わりに和風のおつまみ。これおすすめしておきます。
実はニュージーランド、色々なメーカーの様々な品種を飲んだんですが、当たり外れが大きい国だな、という印象です。独特の土臭さのようなクセがあって飲みづらいものが多い。
その中でもソーヴィニョン・ブランだけが飛び抜けておいしいなと思っています。それ以外はあまり飲まないほうがいいかもしれない…
僕はソーヴィニョン・ブランには厳しいんです。なぜなら外れると特にマズイ品種だから。今回の「kapuka」は安心して誰にでもすすめられる味。大当たりです。
セブン-イレブン(ヨーカドーもあるかな?)しか売ってないみたいですね。1000円ちょっとです。トップの写真はソムリエナイフが写ってますけど、フタはスクリューキャップなので手で開きます。
冷やし過ぎないのが美味しく飲むポイントです。