楽譜がプリントされた白ワイン、フェウド アランチョの「ダリラ」(Feudo Arancio Dalila )。
音楽家としては見過ごすことができずに買ってしまいました。
このワインを作る「フェウド アランチョ」はイタリア、シチリアのワイナリー。
プリントされた楽譜はシチリア版ロミオとジュリエットの物語を歌ったシチリア民謡。
「カントドーロ」(赤)と「ダリラ」(白)は、「国際品種とシチリア地ブドウのブレンド」によるワイン。この“ブドウ品種の素晴らしい出会い”を、シチーリアに伝わるカントドーロ(男性)とダリラ(女性)のラブストーリーに重ねており、ラベルには、この愛を歌った楽譜があしらわれています。まさに“出会い”を演出するワインなのです。 – ワイン本舗 ヴァン・ヴィーノ
なんてロマンチックなんだ…さすがイタリアである。
キャップにも音符が。
これをお土産で持っていきつつさりげなく上記のエピソードを語れば、わかってる人っぽい感じになるんではないか。
料理と合わせてみる
さて、味わいのほうにいきましょう。今回は実家だったので、色々な料理と合わせてみました。
料理関係の仕事をしている母に、なるべく和風なもの、日常的なものとの相性を探っていきたいというリクエストで作ってもらってます。
このワインに使われている品種「グリッロ」は飲んだ事が無いので、ググって調べてみた所、シャルドネ系のコクがあるタイプなのかな?と思い、まずはカルボナーラと合わせてみました。
実はあまりコクはなく、さっぱりとした味わいだったので、濃厚なカルボナーラとはそんなに合わなかった。
よし、次はシソの葉を使った和風パスタ。
お、これはなかなか。お互いさっぱりしているので邪魔しないです。
次はアジの南蛮。白身魚はどうかな、という事で。
まあまあですかねー。悪くないですが、ぴったり、という感じではない。これもタルタルソースや油が濃厚すぎるかもしれない。
実は切っただけのトマトが一番合うんじゃないかという。実感の畑で採ったばかりのトマトです。
全体としては、無難に何でもいけそうなワインです。香りも強くなく、口当たりもいいし、酸味も少しだけあって、味わいも重くないので、食事と一緒に飲みやすい。
色はキレイな黄金色。薄めです。
コルクもよいデザイン。
おわりに
今回は実家への帰り道で買ったワインを紹介してみました。
ラベルがよく、味わいも無難なので、相手をあまり選ばずにプレゼント用にもできそう。
赤の「カントドーロ」(Cantodoro Feudo Arancio)もあります。