お客さんから質問があったのでせっかくだから調べて記事にしてしまおうシリーズ。
今回は商業利用について調べてみました。これってどこからどこまで大丈夫なのかよくわからないですよね。
商業利用【しょうぎょうりよう】とは
営利目的で利用すること。その資源を二次利用したり、販売チャネルとして用いたりすることで、利益を得ること。「商用利用」とも言う。 – 実用日本語表現辞典
ロイヤリティフリー音源販売サイト、オーディオストックのQ&Aより
Q.商業利用と非商業利用の違いについて教えてください。
企業が使用する場合や、事業として取り組むコンテンツで使用する場合には商業利用となります。本サービスにおいて、会員による音源利用が次の各号に掲げる事由の一つに該当する場合にはその利用形態は、商業利用となります。
(1)企業等の営利団体の事業又は活動に使用する場合
(2)営利活動に供される各種コンテンツ内で使用する場合
(3)広告収入が見込まれるアプリ又は映像内で使用する場合
– よくある質問 | オーディオストック
Q.非商業利用についてどのようなケースがありますか?
本サービスにおいて、会員による楽曲利用が次の各号に掲げる事由の一つに該当する場合にはその利用形態は、非商業利用となります。
(1)家族用映像等、個人の趣味の範囲に属する映像で使用する場合
(2)卒業制作等、学校教育の目的上必要と認められる限度での使用
(3)演劇、イベント等個人の非営利活動の範囲内での使用
– よくある質問 | オーディオストック
大体どこのサービスもこんな感じでしょうか。
次に、ここででてくる「非営利」とは、<strong「売上があっても利益を分配しない」ってことです。
でもそれって非営利って言っちゃえば裏で受け取っててもOKって事なんですかもしかして(ゲス顔)
具体的な例で境界を確認してみよう
上記を踏まえ、書き出してみました。
◯個人的な使用
◯同人活動
?個人で売上がある活動
×企業での利用
××そのまま第三者に譲る、公表する、販売する
「個人で売上がある活動」(例えば動画広告など)って、本人が営利活動と明言してなければスルーされるんですかね。同人活動もかなり多い売上がありそうな場合ちょっと怪しい。
と、ここで色々調べたんですが、提供している方の裁量、ケースバイケースらしいです。結局ここは中途半端。
「個人で売上がある活動」に関しては作者に確認するのが確実ですね。
ついでにクリエイティブ・コモンズ・ライセンス について
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは
様々な作品の作者が自ら「この条件を守れば私の作品を自由に使って良いですよ」という意思表示をするためのツール
全ての権利の主張「All rights reserved」 ⇔ 全ての権利の放棄「Public domain」
の間で柔軟に設定する意思表示。営利、非営利を含む項目もあります。楽曲ではあまり見かけないような気がしますね。SoundCloudでは設定できます。
これがついてたら商業利用禁止です。
おわりに
僕の場合、無料で非営利、営利問わないもの、無料で非営利、有料で営利と、色々分けている上に混在しているサイトもあるので、利用者の方には申し訳ないなあと思っている次第です。
これ、あんまり使用範囲を明言しすぎるといけないみたいですね。なので、僕もやめとこう…何かあったら聞いてください。
むしろ僕は「音楽でメシ」とか言っちゃってるんで確実に営利NGのものを利用したらいけないですよね。気をつけておりますよ。
ではまた。