ドライで元気なホーンセクション音源5つを聴き比べ!【デモあり】

ソフトウェア音源

作曲家のこおろぎです。

Native InstrumentsのKOMPLETE 13 ULTIMATE Collector’s Editionのアップデートを購入しようとしたところ、

手が滑ってバージョン2.0にアップデートされたMOJO 2: Horn Sectionを購入してしましました。

ポップやファンクに合う、ドライで元気なホーンセクション音源をずっと探しているんですが、しっくりくるものがないんですよね。

そのため、今回新たにMOJO 2を購入したことで、市場にあるドライなホーンセクションがある程度手元に揃ったので、聴き比べをしていきます。

聴き比べをする音源は以下。

・Broadway Lites | Fable Sounds
・Chris Hein Horns | BEST SERVICE
・The Trumpet 3 The Trombone 3 | Sample Modeling
・MOJO 2: Horn Section
・Session Horns Pro | Native Instruments

おまけで

・HOLLYWOOD POP BRASS | EastWest
・Kick-Ass Brass! | AMG
・自分で吹く

聴き比べ

ミディアムテンポのファンク

・トランペットとトロンボーンのみ。
・ほとんどユニゾン
・エフェクトなし

■Broadway Lites | Fable Sounds
■Chris Hein Horns
■The Trumpet 3 The Trombone 3
■MOJO 2: Horn Section
■Session Horns Pro

アップテンポで元気なポップ

・トランペットとトロンボーンとアルトサックス
・ハーモニーあり
・ややエフェクトあり

■Broadway Lites
■Chris Hein Horns
■The Trumpet 3 The Trombone 3 SWAM Saxophones
■MOJO 2: Horn Section
■Session Horns Pro

レビュー

Broadway Lites | Fable Sounds


『Broadway Big Band』をベースにしたライト版。

・サウンド ★★★★☆
・柔軟性 ★★★☆☆
・パワー ★★★☆☆
・手軽さ ★★☆☆☆
・セクション ★☆☆☆☆

素朴で素直、生々しいサウンド。
きらびやかだが、パワー不足を感じる。
Litesではソロ音色しかないので、セクションとして鳴らすのには不十分
キースイッチが表示されず、わかりにくい。

■Broadway Lites | fablesounds.com

Chris Hein Horns | BEST SERVICE


金管&木管音源。

サウンド ★★★★☆
柔軟性 ★★★★☆
パワー ★★★★★
手軽さ ★★★★☆
セクション ★★★☆☆

高域にパワー感があり、派手。スピード感がある。低域が弱い。
奏法は豊富だが、切り替えた時に音色が変わりすぎる。
全体的にサウンドが固く、連続したフレーズに違和感がある。
複数の音色を重ねたときになじみが悪い。

■CHRIS HEIN HORNS COMPACT | Soundhouse
■CHRIS HEIN HORNS COMPACT | Rock On Line eStore

■CHRIS HEIN HORNS PRO COMPLETE | Soundhouse
■CHRIS HEIN HORNS PRO COMPLETE | Rock On Line eStore

The Trumpet 3 The Trombone 3 | Sample Modeling
&SWAM Saxophones | Audio Modeling

サンプル+モデリング音源。

サウンド ★★★☆☆
柔軟性 ★★★☆☆
パワー ★★★★☆
手軽さ ★★☆☆☆
セクション ★☆☆☆☆

スピード感があり派手なサウンド。
鋭く、耳に痛い時がある。
音色を重ねにくいので、セクションには使いづらい。
フォールのサウンドがあまりよくない。
丁寧に打ち込まないと表情が出にくい。

■Sample Modeling / Brass Bundle 3 | Soundhouse

■SWAM SAXOPHONES

MOJO 2: Horn Section


金管+クラリネット音源。

サウンド ★★★★★
柔軟性 ★★★★★
パワー ★★★☆☆
手軽さ ★★★☆☆
セクション ★★★★★

ナチュラルなサウンド。
マイク位置やプレイヤー数を変更できたりと、柔軟性、視認性はトップクラスのよさ。
音色を重ねた時のなじみがよい。奏法による音色の変化が少ない。
フレーズのつながりが柔らかく自然。
音色がジャズにフォーカスしてあるので、ファンクだとイマイチかも。

■MOJO 2: HORN SECTION | Rock On Line eStore

Session Horns Pro | Native Instruments


サウンド ★★☆☆☆
柔軟性 ★★★★☆
パワー ★★☆☆☆
手軽さ ★★★★★
セクション ★★★★★

音色は柔らかく角がない。リッチに聴こえる。
丁寧に加工されすぎていて無機質に感じる。
1つ立ち上げるだけで複数の音色を組み合わせて使える。

■Session Horns Pro | Native Instruments

おまけ

HOLLYWOOD POP BRASS | EastWest

以前使ったことがありますが、今は持っていません。

サウンド ★★★★★
柔軟性 ★☆☆☆☆
パワー ★★★★★
手軽さ ★★★★★
セクション ★★★★★

音色は最高クラス。パワーがあり、派手です。

オクターブユニゾンのサウンドしかないので、ひたすら曲中で使用しにくいです。

■HOLLYWOOD POP BRASS | Rock On Line eStore

Kick-Ass Brass! | AMG

最近復刻したことで話題ですが、ずっと昔に所持していたときはしっくりこなくて使わなくなりました。

愛用者は多いようです。

■Kick-Ass Brass! | AMG

【番外】自分で吹く

サウンド ★☆☆☆☆
柔軟性 ★☆☆☆☆
パワー ★☆☆☆☆
手軽さ ★☆☆☆☆
セクション ★☆☆☆☆

音源では軽々吹いているように聴こえても、自分で吹くと難易度が高いです。

また、加工も派手にするのは難しい。

すべてにおいて手間が非常にかかります。

使っているのはYAMAHA YTR3335Sです。

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まとめ

普段は、使い勝手と1発の音色の良さからChris Hein Hornsをよく使っています。

ただ、音が硬くてフレーズが不自然なんですよね。

なので、今回のMOJO2を買ってみた、ということです。

MOJO2の感想としては、使い勝手、音色自体はとてもよく、生々しさもありますが、元気さ、パワー感は少し足りない気もします。

ということで、Chris Hein HornsとMOJO2をレイヤーしてみました。

音の長さが合っていない部分がありますが、
Chris Hein Hornsのスピード感、パワー感と生々しさのあるMOJO2のいいところが合わさり、悪くないサウンドになっていると思います。

MOJO2について

今回導入したMOJO2は、元気な音楽にはそこまで合わなかったんですが、ジャズに対してはかなり良いです。

もともとのマイキングや演奏、プログラムも素晴らしいんですが、

「Retro」や「vintage」というモードを変更すると、古いジャズのレコードで聴こえてくるような音色になり、その利きがすばらしいです。

これを使いこなすためにジャズのブラスの研究をしようかなと思うくらい。

■MOJO 2: HORN SECTION | Rock On Line eStore

おわりに

ホーンセクションは気軽に録音するのは難しいので、代替できる音源を持っておきたいですね。

動画