作曲家のこおろぎです。
ZV-1とα7C用の外付けマイクとして
SENNHEISER MKE200 を購入しました。
評価 ★★★★★
・音質はやや軽いが十分
・近くに寄るほど音質がいい
・手持ちでカメラに話しかけるvlogスタイルに特化
・コンパクトで軽い(69 x 60 x 39 mm 48g)
まずざっくり結論を言うと、vlogスタイルに最適、というか特化させている印象です。
上位機種の廉価版ではなく、用途にフォーカスされていて替えの利かないマイクだと思います。
SENNHEISERといえば、通称「くじら」として親しまれているダイナミックマイク「MD421」がドラムのタムによく立てられているイメージ。
撮影で使われているショットガンマイク「MKE600」も有名みたいですね。
スタジオのレコーディング現場でよく見るマイク メーカー「Neumann」の親会社でもあります。
その王道で老舗で大きな会社であるSENNHEISERが出している、
小型で格安なカメラ用マイクの品質が悪いということがあるのでしょうか?
ZV-1に取り付けるという用途で買ったので、ZV-1のボディ内臓マイクと比較して評価していきます。
音質はやや軽いが十分
ボディ内臓マイクよりはあきらかにサウンドが良くなります。特にノイズが少なくなる。
ガチのマイク、SONY ECM-MX1よりサウンドはやや軽いですが、十分な音質です。
スーパーカーディオイドなので、横からの音が入りにくいのかなと思いきや、横から話しかけてもわりと入ります。
vlogスタイルに最適
音源が遠くなるほどボディ内臓マイクとの音質差がなくなるので、遠い音源に対してはMKE200を使う意味がなくなります。
逆に、音源が近くなるほどボディ内臓マイクよりもサウンドが良くなります。
特に、音源から1m以内に入ったときにグッとサウンドのフォーカスが合い始める印象です。
手持ちの距離ですね。
サウンドの面だけでも、手持ちで自撮りを撮影したり、マイクを逆にしてカメラの裏から話しかけるような「vlogスタイル」に特化していると言っても過言ではないです。
本体重量も48gと軽く、手を伸ばす自撮りでも負担になりにくいですし、
マイクが前に突き出していないので、カメラの裏から話しかけるスタイルの撮影には最適です。
付属品
マイク本体。寸法は69 x 60 x 39 mm
バッテリーは不要です。
ウインドスクリーンとショックマウントを内蔵しています。
手持ちのハンドリングノイズは多少入りますが、処理すれば問題ないレベルです。
取り付けた時の見た目がコンパクトです。
α7Cは見た目のバランスがいい
ZV-1にとりつけるとやや不格好
3.5 mm TRSケーブルおよび3.5 mm TRRSケーブル付属。
カメラにもスマホにも取り付けられます。
ウインドジャマー
質感がリッチな気がします。
おわりに
サウンドを聴いただけでvlog用にチューニングしてある!と思ったので、マイクメーカーの技術というのはすごいなと思いました。
これを買うと、他の安い価格帯のマイクはすべて中途半端に見えてきます。