Q.StudioOneの付属プラグイン『Dual pan』のよさを教えてください。
A.「音の質感を変えずにパンを振ることができる」というところです。
「音の質感を変えずにパンを振ることができる」というところですね。
ステレオファイルというのは、モノラル×2のファイルなので、音源が左右に寄っていると、左右それぞれの音が違うんです。
なので、この場合、左にパンを振ると、左側に収録されている、残響が多いサウンドだけになってしまいます。音量も下がる。
変わってないですよね。
例えばコントラバスなど、ステレオで収録されている音源がもともと左右に寄っているとき、
通常のパンだと、左右のチャンネルの音量バランスを変えているだけなので、パンを振ったときに音源の質感が変わってしまいます。
とりあえず聴いてみましょうか。最初がステレオで処理したのもの。そのあとがそれをモノラルにしたもの。モノラルのほうが音色の変化がわかりやすいはず。
パンは中央→右 → 左に変化します。
ステレオファイルというのは、モノラル×2のファイルなので、音源が左右に寄っていると、左右それぞれの音が違うんです。
なので、この場合、左にパンを振ると、左側に収録されている、残響が多いサウンドだけになってしまいます。音量も下がる。
Dual panだと右の音量を保ったままで左に移動できるので、音源の質感が変わりません。
さきほどと同じようにパンを振ってみます。
変わってないですよね。
ちなみに、Dual panは左右のチャンネルを独立させてパンしているだけなので、振り切ってしまうとステレオ感がなくなってしまうのですが、ステレオの広がりをを保ったままパンを振れるA.O.M.『Cyclic Panner 』のようなプラグインもあります。
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ブログに
「左右の信号を別々にパンできる。地味にかなり使います」
と書かれていますが、何がいいのかよくわかりません。教えてください。