今最高のVRゲーム機だこれ。『Oculus Quest』レビュー

VR

VRヘッドセット『Oculus Quest』(オキュラス クエスト)を発売と同時に買いました。

レビューはするつもりがなかったんですが、思った以上に素晴らしかったので、僕なりに書くことにしました。

今、初めてVRヘッドセットを買ってゲームをやってみようかな、という人にはこれが最高じゃないかなと。

ゲーム用VRヘッドセットの完成系の一つだと思う。VRヘッドセットを買うなら今。って感じです。

特に
・装着、操作、セットアップがめんどくさくない
・ケーブルがない
・値段が高くない
・6DoF(VR空間の中を自由に動ける)

という4つがすごい。

ゲーム自体は他のストアで評価を受けているものがたくさん入っているし、これからも入ると思うので当然いい。

現在、僕はWindows MRの「Lenovo Explorer」、PS4でプレイする「PSVR」、おまけに「Nintendo Labo: VR Kit」を所持しています。あと、仕事や外の施設では「HTC VIVE」を触らせてもらってます。

Lenovo ExplorerとPSVRからの比較が多くなりますが、違いに感動したので、そこを主にレビューしていきます。

スマホとWi-Fiがあれば動く

Windows MRやPSVRはPCやPS4が必要。

単純にそのぶんお金がかかるし、セットアップの手間もかかる。

とくにWindows MRはBluetoothの不調やグラボなど、かなりの時間とお金(数十万円)がかかってしまいました…

Oculus QuestはスマホのアプリとWi-Fi環境があればOK。セットアップ後はスマホはほとんど使いません。

セットアップも親切で、トラブルがなく簡単でした。

Facebookアカウントがあるとより簡単ですね。プロフィールが変えられない気がしますが…

5万円くらいではじめられるので、他のゲーム機と同じ土俵で、並べて検討できるレベルにきたな、という感じがします。

ケーブルがないのが最高

ケーブルがないのがほんとうに快適。

ケーブルがあると、どうしてもそれを意識した動きになってしまう。移動距離も制限されるし、回転できないし。

スポーツ的なゲームだと特に邪魔になります。

ケーブル無しの快適さ、という1点においては上位機種をも凌ぐ体験ができる。

HMDを被ったまま他の場所へ移動することもできるので、ちょっとした用事だったらはずさなくていい。

僕は今までPCがある作業部屋、1×1mくらいの空間でしかVRができなかったんですが、

ケーブルがいらないと別の部屋でプレイできるので、物理的プレイエリアが広がり、体を大きく動かせるようになりました。

そうすると、今までよりもVRの楽しさが倍以上に感じるようになった。VRにおいて物理空間の広さは正義…

毎日使うことを考えられた本体

本体は、まず被りやすい。

他のHMDは毎回ダイヤルでガッチリと固定するものが多いけど、Questはゴムのベルト。

一旦調整したら、毎回そのままスポッと被るだけ。これがほんと楽。

色々な人が使うというより、個人が毎日使うことにフォーカスされている印象です。

電源のon/offも快適で、被った瞬間、外した瞬間にon/offが切り替わる。電源ボタンすら押さなくていい。圧倒的な手軽さ。

メガネについては、メガネ用のアタッチメントがついているので、それをつける。

それでもフチが大きなメガネについてはぶつかってしまい痛いです。これは他のHMDもそうなんですが。

鼻の部分は欧米サイズなので、若干隙間がありますが、プレイしてると気にならなくなる。

画質もいい。Lenovo ExplorerやPSVRよりも美しく滑らかで、ディスプレイっぽい感じが少なく、そのおかげで酔いにくく感じる。

テニスなどの激しい動きをしても違和感がないです。

Oculus Sなどのほうが画質がいいと言われていますが、例えば、普通のテレビと4Kのテレビのような違いで、Questは十分なきれいさで、より美しさを求めるなら上位機種、という感じです。

どこをとっても「使い続ける」ということをものすごく考えてあるなあ、という印象です。

ただ、重量は571gあり、そこそこ重いです。(Lenovo Explorerは380g)1度で長時間のプレイはつらいかな、という気がします。

立体的な音響が再現されるスピーカー

バンド部分にスピーカーが入っているので、ヘッドフォン、イヤフォンがいらない。

これも快適ポイントで、体を動かして汗をかくようなゲームの場合、重さや煩わしさなど、不快になる原因を減らせる。

位置オーディオが内臓されていて立体的に聴こえるので、前後の音も判別でき、VRを堪能できる。

音質については、悪くはないんですが、低音が少なく、締まりがない、ぼやけた感じ。

左右にイヤフォンジャックがついていて、純正のイヤフォンのようにそれぞれの穴から1chずつ繋ぐのが理想っぽい。

【正規輸入品】Oculus Quest インイヤーヘッドホン
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しかし、イヤフォンは周りに音漏れをしないための措置であって、音質の改善という点では期待できない。

音を楽しむなら安くてもヘッドフォンのほうが絶対いい。特に重要な低音の再生ができるので。ノイズキャンセリングのものだと環境音がカットされるので、なおよさそうです。

音量は本体下部分で変えられます。これはPSVRと同じ。

ガーディアンシステムがすごい

最初に動ける範囲を決めておけるんですが、

その境界に近づくと、ガーディアン境界線という、鉄格子みたいな枠が出てくる。

当たりそうになると赤くなり、そこから外に出ると、外を映すカメラに切り替わります。

何も操作をすることなく、枠の外に出て用事を済ますことができる。

VR空間と日常空間が繋がっている感覚です。

Impress Watchさんの動画がありました。

境界線自体はwin MRにもあったんですが、常時出ているか、または消すしか選択できない。カメラも切り替わらないし。

コントローラー

小さく、軽く、操作もしやすい。

単三電池1つづつを使用。電池が交換しやすいのに感動しました。

Win MRって電池のカバーが開けづらい上に、電池がすぐなくなるんですよね。

また、Win MRはいちいち長押しでコントローラーの電源を入れたり消したりしないといけないんですが、Questのコントローラーは自動でon/offしてくれる。楽。

コンテンツ

ゲームが中心にラインナップされています。YoutubeやNetflix、ブラウザも見れます。

いくつかプレイしたのでざっくりと感想を。

Angry Birds VR: Isle of Pigs

鳥を飛ばして建物にいるブタを倒すゲーム。


アングリーバードは昔スマホでさんざんプレイしたのでどうなのかなと思いつつ買ってみたんですが、おもしろくて初回のプレイで3ワールドもクリアしてしまった…

立体的に覗いて確認できるのもいいし、単純にゲーム自体が気持ちよくておもしろいし、鳥が小さくてかわいいので食べたくなりますね。

音楽もかわいくてポップですき。

Youtube VR

360度のコンテンツを見れるのがいいです。

Netflixもですが、平面のものは見なくてもいいかな、という感じはしました。大画面では見れるけど、グラフィックがめちゃくちゃ美しい、というわけでもないし、重いので首が疲れてくる。

Beatsaber

両手にもったライトセイバーでプレイするリズムゲーム。

PC版、PSVR版もある大ヒット作品。気持ちよくて楽しい。ケーブルがない気持ちよさが味わえる。

Moss

小さなネズミとのパズルゲーム。

PSVR版を持っています。

スポーツみたいに体を動かすのもいいんですが、パズルだったり、小動物と触れ合うものとも相性がいいなと感じます。

育成ゲームや、もっと経験を積み上げるようなコンテンツも出てほしい。

Tilt Brush

お絵かきをするだけのソフト。

PC版を持っているんですが、これも触ってない人はぜひプレイしてほしい。VRでのクリエイティブな体験を味わえる。直感的に描けるのがたのしい。

Quest用にチューニング、厳選されたものしかストアにないようなので、ハズレが少ないのもうれしいですね。

おすすめアクセサリー

さらに快適に遊びたい。ということで追加で色々。

まずは電池、充電器は持っておきたい。電池の減りがまあまあ早いので。

髪の毛が邪魔なのと、汗をかくため、長期で使うなら対策をしたい。

ということでHMDにつけるカバー+インナーキャップにしてます。

目出し帽っぽいVRマスクももっているんですが、フィット感が微妙で鼻付近がかゆいので、この組み合わせにしました。インナーキャップはスポーツ用なので、種類も多いですしね。

HMDにつけるカバーは、鼻付近の隙間も少し埋まるのでよいです。

あと、コントローラーが軽すぎるな、と思うことはあって、銃とか剣はもっと重くていいなと。どうせ短時間しかプレイしないんだから、疲れてもいいからリアルを追求したい。運動になるし。

コントローラー本体に直接おもりをつけれたらいいんですが、そういうスペースと技術がないので、アンクルウェイトを買ってみました。

まあまあいい感じになります。0.5kg~1kgくらいで十分そうですが、剣を持つようなものだとめっちゃ重くてもおもしろそう。

さらに、サバゲー用に買ったクソ安ブーツを室内で履いてます。

靴を履くと屋外感が出てよいです。

おわりに

いい動画のとりかたがわからなかったので、研究しておきます。

実はQuestをプレイした翌日に寝違えて首が痛かったんですが、それでも楽しくてプレイしたら悪化して、めちゃくちゃ首が痛い状態でこれを書いてます。

機能やハードの一つ一つが洗練されていて、ほんとうに感動してます。

今後、VRゲームは基本Questで買っていきます。開発はWindows MR、という感じで。

Oculus Questは64GBモデルと128GBモデルがありますが、本体の更新などで40GBくらい使うらしいので、できれば128GBのほうが余裕があってよさそうです。

僕は、アプリを消して使えばいいかな、と思い64GBモデルにしました。

今は公式ストアで買ったほうがいいみたい。
■Oculus Quest | Oculusストア