スタッター、グリッチ、フィルターを駆使したフィルが簡単にできるプラグイン「Glitch Bitch」がすき

公開日: : 最終更新日:2016/04/16 プラグイン

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スタッター、グリッチ、フィルターを駆使したフィルが簡単にできるプラグイン「Glitch Bitch」がすき 
GLITCH_1

サンプル、ソフトシンセで有名なメーカーVengeance-soundの「Glitch Bitch」というプラグインを買ってみたんですが、スタッター、グリッチ、フィルターを駆使したフィルがめっちゃ楽にできます。

マニアックな用語2つを解説。

スタッター(Stutter)とは

「どもる」という意味。エフェクトの一種で、部分的に短いループを繰り返したり、音のオン/オフを繰り返して変化を付ける効果の事。-偏ったDTM用語辞典

グリッチ(Glitch)とは

電子回路中に現れる、接触不良などに伴う雑音のこと。また、そのような音を素材にして作られた電子音楽を指すジャンル名。「クリック」とまとめて語られることも多い。-はてなキーワード

特にエレクトロな雰囲気の楽曲によく使われるテクニックですね。実は僕も用語の意味がちゃんとわかっておりません。

こういうの頑張れば手動でも出来なくはないんですが、オーディオの波形を切って並べるのめんどくさいんですよね…それをお手軽にやってくれちゃうのがこのGlitch Bitchですよ。

ざっくりレビュー

✓お手軽なお値段
✓音質よし
✓パン、ボリューム、フィルター、ゲート、リバースなど、色々なパラメーターを複数同時にかけられる
✓1つのプラグインで1パターンのみ

お手軽なお値段

グリッチ、スタッター系エフェクターといえばiZotopeの「Stutter Edit」が有名なんですが、あれ3万円くらいするんですよね。うん、高い。

無料だとGlitchというプラグインもありますが、64bitにも対応してないし、シンクも出来ないのでいまいち。

他にもSugarBytes「Effectrix($129)」「Turnado($139)」Native Instrumentsの「Finger」などがありますが。

Glitch Bitchはなんと$65。しかも以下に紹介するとおり、めっちゃ使えます。

音質よし

Glitch Bitchを使いまくった曲を作ってみました。特にフィルインでアコギっぽい音にかけてます。

ビットクラッシャーも耳障りなジャリジャリ感がなくて音楽的だし、不快なノイズもないです。

あと、リズムはエフェクトではなく全部手動で切っているんですが、スクリーンショットはこんな感じです。下がリズムで上がエフェクトのオートメーション。
鋼鉄のリボン_Gli

グリッチだけじゃない

Glitch Bitchっていうわりとひどい名前ですが、グリッチだけじゃなく、かなり色々な事ができます。
パン、ボリューム、フィルター、ゲート、リバースなど、色々なパラメーターを複数同時にかけられます。

いくつか貼ってみます。

先ほどの曲のアコギ。このカクカクした線が下の位置にあるほど刻む速度が早くなります。

ドラムにかけるとこんな感じ。前半のフレーズの繰り返しにエフェクトかけてるだけなんですが、かなり変化することがわかります。

リバースさせるパターン。

速度が落ちていくパティーン。

複雑に色々やっております。リバースを反復させつつフィルターも同時に。

だんだんと速くなっていく王道な感じ。めっちゃあるでしょこういうフィル。

さらに過激に。

Vineだと紹介出来ませんでしたけど、8小節くらいの長いフィルタリングなども可能です。フィルターだけでもかなりいい。

色々な音源にかけたり、リズムパターンの中に組み込んだり、ダンスミュージックやエレクトロ以外の音楽で使ったりと、なかなか面白い使い方もできそうですね。

1パターンのみしか設定できない

「GLITCH」っていうでっかいボタンを押すとエフェクトがオンになります。これだけ。なので、このプラグイン1つ毎に1つの効きかたしか設定出来ない。複数のパターンをかけたい場合はその数だけプラグインを立ち上げないといけないです。

プラグイン自体が軽いのが救い。また、ずっとオンにしておくことが出来ないので、オートメーションでオンにするしかないのはちょっと不便。上の動画でオートメーションカーブを書いてるのがわかると思います。

購入はこちらから。

Vengeance Sound

このプラグインは、あなたが今まで聞いたクレイジーなグリッチやスタッター効果のためのあなたの源です!by Google翻訳

 
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Comment

  1. […] ・スタッター、グリッチ、フィルターを駆使したフィルが簡単にできるプラグイン「Glitch Bitch」がすき […]

  2. まーくん より:

    はじめまして。ソフト音源を検索していたら、貴サイトにたどり着きました。色々なレビューがあり大変参考になります。ありがとうございます。ニコニコ動画にアップされているデモ曲「鋼鉄のリボン」で「Glitch Bitchを使いまくった曲を作ってみました。特にフィルインでアコギっぽい音にかけてます。リズムはエフェクトではなく全部手動で切っております。」と解説がありましたが、リズムは手動とあります。この手動とは、ミキサーでミュートボタンを押しているのですか?それともオーディオデータをスライスして余韻を切っているのですか?よくポップスやダンスナンバーのフィルインのヒット音の余韻を切って印象付けている曲が聞かれます。一般的な方法は、エフェクトではなく手動なのでしょうか?具体的なテクニックをご指導頂きたいです。

    • kohrogi より:

      この曲は基本的にはオーディオデータをスライスして余韻を切っています。少しだけミュートで消している所もありますね。追記でスクリーンショットを入れてみましたので確認して見てみてください。

      スライスする場合はリズムを組み替えやすいので、ドラムパターンそのものを作成する時はそっちで。

      ミュートの場合はセンドエフェクトも合わせて複数のトラックの音を消せるので、ブレイクなど、構成的に音を消したい場合はこちらを使います。

      ポップスやダンスナンバーのフィルの場合ははぶつ切りにして並べてるのでスライスだと思われます。エフェクトがない場合は手動でしょうね。


  • フリーランスの作・編曲家。ドラマ、舞台、CM、Youtube、VRなどの映像やゲーム、アプリの音楽を作ったり、歌モノの編曲をしたり、ワインを飲んだりスプラトゥーンで遊んだりしてます。ファンタジーな音楽が好き。→詳しく

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