なんだかお寿司が食べたくなってくるドラムループ集『EDOMAE LOOPS -RYO KANDA & TRIP edition-』のレビュー。
先日、ドラムの音作りのお話を聞かせてもらった「神田リョウ」さんの生ドラムと、「TRIP」さんのヒューマンビートボックスのループ集。スタジオ「江戸前レコーディングス」で収録されています。
ざっくり
・ファンク、ダンス系のタイトめなサウンド
・収録の量が多い
・フィルのバリエーションが多い
ファンク、ダンス系
タイトでドライな音。ある程度処理されつつも、ナチュラルめの加工になっています。
フレーズは16分を感じさせるものが多い、ファンク、ダンス系。テンポはBPM70~180。早いテンポのファイルは少ないです。
■公式デモ
曲中に使うのもいいし、アレンジの仮リズムに使うのもよさそう。気分が乗る仮リズムを入れると作業が進むんですよね。
ファイルフォーマットは96kHz、24bitと高レートなだけあって、ハイハットがきれいに響きます。
音づくりのバリエーションが多い
キックのリリースが長いものとか、普段は楽曲の制約であまりできないような音づくりの遊びが入っていて面白いです。ループからインスピレーションを得て曲を作っていくのもよさそうですね。
キット自体の種類は多くない印象。
収録されている量が多い
公式サイトだとアナウンスされてないんですが、収録されている量がなかなか多いです。
・ドラムは1155ファイルで、5.5GB程度。
・ボイスパーカッションは452ファイルで1.5GB程度
特に、フィルインのバリエーションが多いのが嬉しい。内容の3分の1くらいはフィルインになっています。
ヒューマンビートボックスについて
加工したものと、加工前のものが収録されています。
わりとシンプルめなフレーズが多いですね。使いやすそうな感じはあります。
ヒューマンビートボックスって、ティンバランドに憧れて隙があれば入れたいなとずーーーと思っているんですけど、なかなか曲にハマりづらかったりするんですよね。
おわりに
実際のところ、フレーズのループで一番使うのってドラムですよね。
そういえば、このループを使ったメトロノームアプリが出るとか出ないとか。
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