「Dropbox」については何度も書いてきましたが、やっぱり最強だな、ということで再度書いてみます。僕はもう数年使っています。
似たようなサービスも多くなってきて色々試してもみましたが、やはりDropboxが料金体系と使い勝手のバランスが一番よいと感じてます。
Dropboxとは
パソコンやスマホのデータをWeb上に保存して、どのデバイスからでも自分のデータを取り出せる、デジタルデータの四次元ポケットみたいなサービス。
専用のソフトを入れて、同期するフォルダを指定して使用します。
無料で2GB。有料だと$9.99/月で1TBが使えます。
データを送る、オンラインストレージとして
・アップロードの手間がほぼない
・保管期限がない
・リンク先がごちゃごちゃしない
オンラインでデータを送る、オンラインストレージとしてはfirestorage等のサービスがよく使われていると思うんですが、アップロードがめんどくさいんですよね。正常にアップロードできるまで見守っていなきゃいけないし。
Dropboxの場合、指定したフォルダに入れるだけで自動的にアップロードをしてくれるので、アップロードの手間がほぼありません。
僕は、データの書きだし先をDropbox内フォルダにしてあるので、書きだした瞬間からアップロードが始まります。
アップロードが終わったら、緑のチェックマークがファイルに表示されます。
ファイルを送りたいときは、ファイルを右クリックして表示されるメニューから「Dropboxリンクをコピー」を選び、そのリンクをメール本文に貼り付けたりして相手に知らせるだけでOK。
ダウンロードする時、広告などが表示されず見た目がごちゃごちゃしていないので、データを送る相手にも優しいんじゃないかなと思っています。
無料でも2GBまでは使えるので、オンラインストレージサービスの代わりとして使うなら十分なはず。
データのバックアップサービスとして
・以前のバージョンを復元できる
・物理的に壊れない
・1TBの有料プランにしてHDDまるごとバックアップするのがおすすめ
無料プランだと難しいんですが、有料プランだとプロジェクトごとネット上にバックアップする、という使い方ができます。常にアップロードされ続けるので、いつPCやHDDが壊れても直前のデータがWeb上に保存されています。
有料の1TBなら、1年間の音楽プロジェクトくらいは余裕で保存できます。
こんな感じで、DAWのプロジェクトを全てDropbox内のフォルダに入れています。緑のチェックがついているものがアップロードが完了したフォルダです。
アップロードの履歴が30 日間残っているので、間違って上書き保存してしまったときや、削除してしまったとき、突然プロジェクトが開かなくなったときに以前のバージョンに戻せます。
例えばこんな感じで、プロジェクトを保存するたびに自動的にすべてのバージョンが保管されていきます。
また、ハードディスクをミラーリングする場合と比べて、物理的に壊れないというのが大きなメリット。
例えば、自分の家が火事になったり、被災したり、その他の原因でHDDが壊れても、、データはWeb上にあるので無事なんです。
その他
PCで作成中の音楽をスマホに転送するのが楽
PCで作った音楽を入れてスマホで聴くという使い方はミックスやアレンジの確認にはなかなかよいです。この方法だとネットからのストリーミングなので、スマホの容量を使わなくて済むんですよね。
他の人とフォルダを共有
よく一緒に作業をする人とフォルダを共有する、ということもできます。
常に相手とファイルを同期しているので、いちいちメールで送る手間がかかりません。
音楽を担当したドラマ『となりの関くん』では、音楽プロデューサーのスキャット後藤さんとフォルダを共有して、高速で意見やファイルをやりとりしました。
ダウンロード
この記事を読んで使ってみたいなと思った方は下のリンクから登録してください。そうすると僕の容量がちょっぴり増えます。
このように、無料アカウントでもお友達を紹介することで容量を大きく増やせます。