Web上で音楽制作スキルをお金にできるサービスって多いし色々な種類があります。それをざっくりわけてみると、
・自分自身で音楽を作って、それを売る、自主制作
・依頼されて音楽を作る、受託
の2つと
・機能(コンテンツに使用する)音楽
・エンターテイメント(個人で楽しむ、楽しませる)音楽
の2つの軸で分けることができるな、と思ったので、4象限マトリクスで分類してみました。カブっているサービスは省いています。
Audiostock等のストック音源を販売するサービスは、自主的に制作し、コンテンツに使用することがほとんど。
LuncersやCrowdWorks
をはじめとしたクラウドソーシングサービスは受託のみで、ほとんどはコンテンツに使用するものや作業の外注です。
coconala
もクラウドソーシングですが「その人の名前の歌を作る」など、個人が楽しむものが多いように感じます。
個人で楽しむものを受託、という右下のゾーンは、発注者が個人で、非営利なので金額は大きくならない、ということが予想されます。
クラウドソーシングサービスでの音楽の件数は少なく、音楽制作の場合、サービスを通さず直に依頼している人のほうが多かったり、アウトソースする部分が少ないのかな、という印象ですね。
tunecoreなどの音源配信ストアや、Youtube等の動画サイトは自主制作でエンターテイメント。
Frekul、pixivFANBOXなどは継続課金するファンクラブ的サービス。
アーティストとしてのファンもつきやすいのが右上のゾーン。このゾーンは稼げる人とそうでない人の差が大きい。
ニコニコ動画はクリエイター奨励プログラムがあり、音源置き場としてのニコニ・コモンズがあり、エンターテイメントと機能が混ざり、コラボで作ったものもポイントが自動分配されるので、受託としても機能します。
上側のゾーン、自主制作で稼げるサービスが多いので、向こうから仕事が来なくても、自分の手さえ動かせいい、というのがWebの世界ですね。
自分が価値を出せる場所はどこなのか。見極める参考にしてみてください。