演奏家、歌い手が今からAudiostockをやるなら何からはじめるべきか

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Audiostock専属クリエイターのこおろぎです。

新型コロナウイルスの影響などでオンラインの活動を始めようという演奏家、歌い手(プレイヤー、ボーカリスト)の方も多いと思います 。

そこで、音声データを販売できるサービス「Audiostock」も選択肢に入ると思うんですが、 何から始めようかと迷う人も多いはずです。

僕が最初におすすめするのは

■著作権が切れた楽曲(パブリック・ドメイン、PD)の演奏

です。クラシックや古典、童謡などですね。

オリジナルってどうしても作曲に時間がかかってしまうし、売れ行きの当たりハズレも大きい。著作権が切れた、昔から使われている楽曲なら、流行にも左右されにくいので売れ行きが安定しています。

オリジナルより考えることも少ないので、リストアップしてすぐ手をつけることができます。楽曲を作って登録するというワークフローに慣れるという意味でも、一旦PDを何曲か作ってみる、というのがいいかなと。

レアな楽器になるほど競合がいないので、そういった方は特にチャレンジしてほしいです。特に日本の伝統楽器での古典は少ない気がします。ボーカルもPDを歌っている人はそんなにいない気がする。

あと伴奏。著作権が切れた歌の伴奏もそこそこ売れる。例えば「蛍の光」とか。なんとなく使われる状況がイメージできますよね。

ただ、著作権が切れている楽曲かどうかというのはきちんと調べた方がよいです。

曲自体は切れてるけど、歌詞だけ切れてない、という場合などもあったりします。

登録しようとしている曲がすでに登録されていないか、という事前のリサーチもするとよりよいです。すでに登録されていても、それとは違った用途でのアレンジができないか、それよりいい音質や演奏でできるのではないか、など、売れる工夫がしやすいです。

次点で、

■ジングル(Jingle)

30秒以内の短い楽曲ですね。

楽器をつま弾いた楽曲はジングルにもよく使われるので、凝ったアレンジをしなくていい場合があります。

短いので量産もしやすい。

■複数の人数でやる

というのも可能性はあると思います。

歌と伴奏、ソロ楽器と伴奏の組み合わせで組むとうまくいきやすいかなと。

ただ、ずっと継続して続けるかどうかというのは分からないので、個人とは別のアカウントでやることをオススメします。

そうしたほうが利益の分配もしやすい。

おわりに

参加している作家は多いですが、まだまだスキマはあると思うし、続けている人はかなり少ないです。チャレンジしてみてください。

「Audiostock(オーディオストック)攻略マガジン」も書いているので、もし行き詰ったらこちらも参考にしてみてください。

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