1つのインストゥルメントで複数のワブルベース音色を組み合わせて演奏、打ち込みができるKONTAKT専用音源、EXTRA AUDIO『blaze プロ』をいただきました。
ざっくり
・1つのパッチに5×7、合計35音色が収録。4パッチ。
・17種類のエフェクト
・重ための音色が多い
・細かいエディットはできない
ダブステップなど、ワブルベースを使うような曲は、複数のインストゥルメントを立ち上げて組み合わせていかないといけないので、処理の重さや管理が大変なんですよね。
それを1つで済ませてしまおう、というインストゥルメント。リアルタイムの演奏も可能。
1つのパッチに5×7、合計35音色が収録されていて、鍵盤のキースイッチとオクターブで切り替えて演奏します。それが4パッチあります。
音色は重め
全体的に重たく、柔らかめの音色ですね。甲高くキレのある音色はないかな。仕様上、1音色につき1オクターブなので、高い音程も出せません。
また、ADSRなどもいじることはできません。音はエフェクトで作っていくことになります。
デモ
ベースをblazeだけで作ってみました。超低音が足りなかったので、オクターブ下にサブベースを足しています。
実はこれ、音の位置はほとんど一緒で、キースイッチの切り替えのみで演奏してます。
実はこれ、ほとんどキースイッチだけでベースを演奏してる。
1つのインストゥルメントで複数のワブルベースの音色を組み合わせて演奏できるKONTAKT専用音源、「blaze」を頂いたので試しに作った。https://t.co/1Wx9cJK3az pic.twitter.com/0iyagUMwma— こおろぎ🐜 (@Kohrogi34) 2018年11月5日
効きのよいFX
エフェクトの効きがわかりやすく、ただon / offするだけでもいい感じです。積極的に使いたい。
FXは17種類、5ページぶんあるんですが、「LIVE」のボタンを押すとon / offの状況が一目でわかるようになるのは便利。
その他
キースイッチは左手のF-1~なんですが、低すぎてトランスポーズしないと押せないので、右手側に配置するか、全体のオクターブをもっと上げてもよかったですね。
おわりに
サッとそれっぽいもの作る時には特に活躍しそうです。
「ビギナー」「スタンダード」「プロ」の3つのグレードがあります。デモも。