しばらく前に、ゲーミングヘッドセット『KINGTOP K11』を買ってみたんですが、これがけっこうよかったんですよね。
ゲーミングヘッドセットとは、ゲーム内通話用のマイク付きヘッドフォンのこと。
ざっくり
・気持ちよく、迫力のあるサウンド
・超低音がよく聴こえる
・通話できる
・手元で音量が調節できる
・3.5mm 4極ジャック
・マイク、ヘッドフォン別々に接続できるようになるY字変換プラグつき
プラグの種類と、手元で音量調整ができるという2点でこれを選びました。あと安い。見た目はあまりかっこよくはない。
このヘッドフォンは、超低音や定位などのサウンドが誇張されていて、輪郭もはっきりしないので、サウンドが柔らかく、気持ちよく聴こえます。
普段ドライな音楽制作用のヘッドフォンばかり使っているので、新鮮な感覚。
これで「Horizon Zero Dawn」や「Detroit: Become Human」などのハイエンドなゲームをやると、超低音がめちゃくちゃ気持ちいい。
あと、イヤーパッドの部分が大きく、柔らかいので、長時間使っていても疲れないし、痛みを感じることがない。
周波数特性比較
モニター用に使っているヘッドフォン、SONY『MDR-CD900ST』の周波数はこんな感じ。
(Sonarworks Reference4 Sony MDR-CD900ST)
これだと、超低域がロールオフしていて聴こえないんですよね。解像度はそこそこ高いんですが。かなり昔のモデルなので、現代の環境には厳しくなっている感じもします。
Beats by Dr.Dre『Pro』 はこんな感じ。つよい。
(Sonarworks Reference4 Beats Pro)
今回のKINGTOP K11の周波数特性はないんですが、ドンシャリでBeatsのものに近い感じはあります。
おまけにAKG 『K712PRO』はこんな感じ。わりとフラットですね。
(Sonarworks Reference4 AKG K712 Pro)
「KINGTOP K11」には変換ケーブルも付属していて、
ミニプラグが挿せるYAMAHAのミキサー/オーディオインターフェイス『AG03』に接続して、マイクも同時に使用しています。
ゲームのボイスチャットや動画を撮るときはこのマイクを使っています。音質はガザガザしていて全然よくはないんですが。
おわりに
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのgotchさんが超低域のツイートをしていたので、このヘッドセットのことを思い出しました。
ローカット禁止。これマジ。50Hz以下こそ、必要だよ。もうロックバンドは録音前からエンジニアに言わないと。もうそういう時代じゃないですって。
— Gotch (@gotch_akg) 2018年9月12日
必要かそうでないかを議論する前に、まず聴いて、気持ちよさを知ることが大事だなと思っています。
超低音の気持ちよさを理解するためにも、気持ちよく聴こえるゲーミングヘッドセットを1つ持っておくのはおすすめだぞ。という話でした。