しばらく音楽の仕事をしておりますが、仕事を請けて作成した曲を送るときに添える文章の情報量の具合がいまだによくわかってないんですよね。
他の音楽家の仕事を見る機会もないので。
仕事で曲を送るときに添える文章って難しくない???どのくらいの情報量が適切なのかいまだに全然わからん。「爽やかにしました」とか書いても曲がそう聴こえなかったら意味ないし。悩んだあげく、最終的には説明を全然入れずに曲だけを送ることになる。
— こおろぎ🐜 (@Kohrogi34) 2018年6月29日
ツイッターでつぶやいたところ、プロを含む多くの方からコメントをいただいたので、まとめておきます。
僕はいっさい書かないです。相手が聞いた印象が全てなので。ごくたまにどうしても説明が必要な時はあるけど。 https://t.co/xTf6lHqn6t
— キュートクール(音楽垢 @scatgoto) (@cutecool_kikaku) 2018年6月29日
結構あるある疑問🤔
相手との関係性や自分のキャラとかあるから人それぞれで良いと思うんだけど、僕の場合は推しポイントを一言添えて提出することが多いし社内でデモもらうときも一言くださいってお願いしてる。
会話しながらその人とモノ作りをすることが僕は楽しいし理解もお互い深まるので😊 https://t.co/8PlMokDAqX— 和田俊輔 (@wadasyun) 2018年6月29日
いろいろな考え方があるので、人それぞれだと思いますが、僕は基本的に、作曲の段階でクライアントの要求やイメージを最大限に活かすようにするし、僕の個性や音楽性を評価して求めてくれる人とだけ仕事をするので、説明は入れないですね。 https://t.co/yco2IMQcAl
— 菊田裕樹 @金曜日 西地区 "れ" ブロック 30b (@Hiroki_Kikuta) 2018年6月29日
僕はクライアントワークのときは一言だけイメージを添えて送ってる。受け取る側も意外と書かれてる文章のイメージに誘導されることがあるなーと思う。体感的に。 https://t.co/3fqA5b6Qbb
— さくま氏 (@skmmtt) 2018年6月29日
音楽わかってなさそうな相手には、説明加えておくと結構誘導できることが多いのでそうしております。相手の審美眼が信頼できる時は一切何も書かないです。
— エンドウ.さん【GEEKS】【月蝕會議】 (@endo_jp) 2018年6月29日
大体の場合クライアントさんは音楽の専門家ではないので、「この部分は普通にやるとこうですが、今回の注文ではこういうユニークさがあったのでこうしてみました」みたいな感じで、注目するポイントを一つ伝えたりしますね(σ゚∀゚)シェフのコメント的な
— 仰木日向📕『作詞少女』発売中 (@ogihinata) 2018年6月29日
確かに↓は悩み処ですhttps://t.co/KL3m1jK469
タマ事務所では、 #映像制作 者さんからの依頼で最終的な発注者はその先にいる時は、制作意図を説明できるよう解説を付けます。特にお役人様からの発注の場合、雰囲気どうのではなく、論理的な説明を心がけると一発OK頂け易くなります。最近の事例 pic.twitter.com/oGDYq0ERNm
— tama-music (@ManagerTama) June 30, 2018
#よさこい の場合
相手が素人さんの場合が多いので、
結構説明的に書きます。この音で○○を表現しています
依頼の中のあの指示はこの音です
この歌詞はこういう意味ですたまに、自信満々に曲だけ送って
「ありがとうございます!!イメージ通りです!!」
て返事きたときはホント飯がウマい。 https://t.co/oXRPJLbtCj— 世界一ウケるYOSAKOI作曲家 やまぐちたかひろ (@kdmsz) 2018年6月29日
作家側のイメージや意図は主観でもいいから伝えた方がいいですよ。
発注した側はそれを元にプロダクトの流れを考えると思うので。
あくまでもゲームや劇伴の話ですが。— GT-K/Cat life作曲 (@gt_k_2014) 2018年6月29日
簡潔にでも書いてあげると分かりやすいと思いますよ✨
似てるなって思ったのが、演奏前の曲説明だったり、プログラムでの情報でした😊💡書いてあげると無いで聴く側の姿勢か大分変わると体感してます!— SAKI(Trumpeter) (@Tp_s_a_k_i) 2018年6月29日
海外にデモ曲送るときは、「めちゃめちゃいい曲できたから、リリースしてくれや〜〜頼むぜブラザー〜〜!!」って送ってる。 https://t.co/Y5F5QIVqpq
— Nishikushi (@nishikushisairo) 2018年6月30日
日本でクライアントさんに曲送るときは、場合によりけりだけど、「頑張って作りました」ってよく言ってるな。ここ苦労したんですけど、こういうアプローチで攻めました、みたいな苦労を送ると案通ることが多いイメージ。プロセスを評価するんだよなー日本。 https://t.co/Y5F5QIVqpq
— Nishikushi (@nishikushisairo) 2018年6月30日
追加で、こおろぎの場合は、劇伴の仕事だと想定外の場所に使われたりと、ほとんど曲自体の雰囲気で判断されるので説明を入れないですが、編曲仕事で何も書かないと、初稿の段階で編曲とは関係ないミックスのことについて言われたりするので、チェックしてほしい部分を書いたりしますね。
おわりに
人や場合、仕事内容によって結構違うのかな、という感じはありますね。短めが基本のようです。
クライアント側からはかなりの文章量を頂いたりするので、こちらが全然書いてないと、その非対称性が気になるんですよね。気にしすぎか。
実は最近、仕事をする中で、説明が少ないというのと、多いという意見を同時期にもらったんです。それもあってこんなことを考えていました。
過不足がない量を目指していきたいんですけど、メールに1時間とかかかってもしょうがないので、思いつかなかったらさっさと送っちゃうかもしれない…