プロジェクトによって音楽に使える予算はだいたい決まっているはずです。
なので、音楽家はその予算を最大限生かしたサウンドを作っていきます。
プレイヤーにお願いしたり、スタジオを抑えたり、エンジニアさんにミックスしてもらったり…
しかし、中には予算が低いプロジェクトもあります。
そういうときには買い取り契約ではなく、権利をこちらに残す契約にしていただけると、同じ予算でも品質を上げることができます。
たとえば、プロジェクトの予算が10万円の曲でも、今後自分が運用することで20万円以上利益が出そうだなと思ったら、そのぶん、予算を越えてお金をかけることができるわけです。
買い取りだったら、予算以内の品質のものしかできない。
というわけで、特に予算が低い場合などには契約内容の変更も提案させていただいています。
もちろん、買い取りではないからといって私が完全に自由に使う、というものではなく、JASRAC等に登録しない、などの制限をつけることもできます。
買い取りなしで特に取り決めがなければ、基本的には作品の展開を妨害しない範囲で使用します。
音楽をお願いしたいけど予算が厳しいなーというときには、上記のことを思い出してみてください!