ドライで使いやすいハープシコード(チェンバロ)音源「W-Harpsichord」とおまけ

公開日: : 最終更新日:2016/04/16 ソフトウェア音源 ,

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ドライで使いやすいハープシコード(チェンバロ)音源「W-Harpsichord」とおまけWavesfactoryのハープシコード(チェンバロ)音源「W-Harpsichord」がめちゃめちゃよいので紹介します。

w-harpsichord

ざっくり

・近くてドライな音
・3ラウンドロビンで自然なサウンド
・安い€9.95(約1400円)

こちらがサンプリングした実機。結構古そうですが20世紀に入ってから作られた物のようです。十分古いか。

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近くてドライな音

マイク位置が近くてドライで素直な音です。マイクポジションは選べません。

きらびやかな、高域のおいしい部分が出てます。

見た目ははわりと適当な感じ…

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いじれるのはドライリリース(Release Dry)とレゾナンスリリース(Release Resonance)のノブだけ。

ドライリリースのほうは、余韻に空気感がでますが、「サー」「ゴー」というフロアノイズが目立ってきます。

レゾナンスリリースは音が切れる時の「カチャ」という音と、ホールで鳴っているようなリバーブ音が強調されます。

3ラウンドロビンで自然なサウンド

1つの音程につき3つのサンプルが切り替わって鳴ります(3ラウンドロビン)。なので連続して同じ音程を鳴らしても自然な音になっています。

あと、元々ハープシコードはベロシティがないので、ベロシティレイヤーはありません。

安い€9.95(約1400円)

うん、安いですね。あんまり考えないで買ってもよさそうです。

購入はこちらから

■Wavesfactory – W-Harpsichord

デモ

公式デモはこちら。

曲を作ってみました。ハープシコードって高貴で優雅なイメージにぴったりですね。

もうちょっと大きな編成で。

上の曲はずっとハープシコードが鳴ってるんですが、ベロシティで強弱がつけられないので、他の音色の抜き差しでダイナミクスを作っています。

おまけに、ハープシコードについてざっくりとまとめてみました。

ハープシコード(チェンバロ)とは

チェンバロ
Deless-10” by Rouaud投稿者自身による作品. Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.

ざっくり

・ピアノと同じ鍵盤楽器
・音域はG0~D5 程度
・強弱がほとんどつけられない
・レジスター、もしくはストップと呼ばれるものにより音量、音色を段階的に切り替えられる
・英語ではハープシコード (harpsichord)、ドイツ語やイタリア語ではチェンバロ(Cembalo, clavicembalo)フランス語ではクラヴサン (clavecin)
・中世の終わりから18世紀後半の古典派の時代まで広く使用されたが、19世紀にはピアノにその地位を取って代わられた。20世紀に入って、古楽復興運動により、再びチェンバロが演奏されるようになる

音源、楽譜では英語をよく目にするので、僕はハープシコードのほうが馴染みがあります。

wikipediaのハープシコードのページは発音原理、各国のメーカーや音楽の形態など、めちゃめちゃ詳しく書いてあります。

■wikipedia | ハープシコード(チェンバロ)

独特に感じる音色は、複弦によるものなんですね。複弦のせいか、複雑な響きを持つコードはあまり美しく鳴りません。

■有名曲

バッハ(Bach)『イタリア協奏曲』BWV 971

■新しめの曲

フランシス・プーランクが作曲したチェンバロ協奏曲

クラヴサンと管弦楽のための『田園のコンセール』(Concert champêtre)

おしまい

ハープシコードって、優雅さや気品を感じる音色ですよね。大編成のアレンジに混ぜるのは難しいですが。

というわけで、W-Harpsichordの紹介と、ハープシコードについてでした。

■Wavesfactory – W-Harpsichord

 
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